まずは、先週拾った蚕糸の森公園のゴミ分別、集計、分析します。
「たばこの吸殻って、とても多いな」
「これは、燃える?燃えない?」
とみんなで協力をしながら、同じ種類のものにまとめ作業。
「このびん洗えば、使えるんじゃない」
前回考えた「使えるように工夫をする」という気持ちが節々に見られました。
ひとつひとつ数えていると
「何でこんなにゴミを捨ててしまうのだろう?」
という一言。
そんな中、屋上でゴミの分別作業をしていたのですが、そこからゴミをポイ捨てしている人を発見。みんなで声をそろえて注意を促しました。
「ポイ捨てはやめて下さい!」
そこから、分析をするために棒グラフにして分かりやすく見やすく工夫です。
「色を塗ると分かりやすいよ」
完成品は、”見やすく”という工夫も見られました。
さて、次の日にはいよいよゴミの仕事に携わっている方の声を聞きに、江東区青梅にある”埋め立て処分場”へ見学に行きました。
そこでは、担当の方が待っていてくださり、すぐに説明が始まりました。
「これを見てください」
「何だろう?」
と見ていると、ペットボトルがあったり、何やらいろいろな種類のゴミがまぎれています。
実はこれは埋め立て現場の実際の断面図。説明を聞いて驚きです。
地中43mもこのようにゴミと土が互い違いにサンドされているとのこと。
「焼却したカスは、加工してブロックにして使用するんだ。」
「あっ見たことある」という子どもの声。
身近に使われていることにびっくり!!
ゴミを有効に活用しようという工夫がつまっています。
ゴミ問題が温暖化につながっていることや温暖化により地球が悲鳴を上げていることをひとつひとつ説明してくださいました。
今、そういった問題から埋め立て場に木を植える計画がなされているこということでした。
続いて、実際にゴミがどう処理されているかを見るため車に乗り込んで回りました。
ゴミが粉砕されているところを見学しました。粉砕しそのゴミを見て、
「自転車がいっぱいある」
「ぺしゃんこにされている」
その他にも、ベッド、たんすなど家具類を中心にいろいろなものがあり、どんなものがあるかじっくり観察していました。
実際に埋め立てされたところへ行きました。
「みんなの便がこの下に埋まっています。」
「えぇっ!!」みんなびっくり仰天です。
「意外とにおいないね。」
そのことについて質問すると、この日は風向きの関係で、においがしなかったそうで、いつもは強烈なにおいがするそうです。
今回の見学でたくさんのことを学ばせていただきました。
埋め立て場の方、丁寧なご対応ありがとうございました。
次の日にスクールでは、前日の知ったこと、分かったことを振り返りをしました。
地球規模の問題についての言葉がCO2、温暖化など出てきました。
来週は、ゴミがどう処理されているかを清掃工場を訪れ、探究していきます。
TK