【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】感性と情緒が凝縮された言葉は、人の心を結びつける。
<テーマ学習 レポート>
紅葉山公園の旅では、行ったことのある場所でも新しい出会いがあることを実感しました。旅の第2弾はちょっと遠出をして、いつもは行かない場所での出会いを楽しむことに。「都電の旅」に出かけました。
始発の早稲田から乗り鬼子母神前で下車。鬼子母神堂に続く参道には、約100メートルのケヤキ並木が続いています。
前回同様、自分がふと感じたら止まってみて眺めるという、移動そのものを味わうことに心がけていきました。
休んでいるわけではありません。。対話中です。
境内には、推定樹齢は約600年と書かれたイチョウの巨木がありました。
「これ、書かれたのも古そうだから、もっと年とってるかもね。」
「戦争も体験してるんだ。」
「根っこがぼこぼこで、ここまで続いてる。」
600年以上生きるってどんな感じだろう。自分自身や他の木と比べながら、大きな木のまわりにしばらくいる子やお参りする子、それぞれです。
続いて、向原駅で下車して、1駅分歩きました。ここは線路沿いに多種多様なバラが植えられた「バラロード」になっています。花や木の形、香りも違うバラたちが並んでいて、お気に入りを探しながら歩きました。
都電はデザインが違う電車が走っているので、次はどんな電車かもひとつの楽しみに。
お昼の目的地、飛鳥山公園に到着。
昼食後に自由時間をとっていましたが、疲れた体はすっかりチャージされ、散策ではなく、遊びに夢中。これもまた、心を解放して、感覚を研ぎ澄ますためには必要なことですね。
最後は、ゆったり公園内を全員で歩きました。すると、出会えたのは、卵からかえったカマキリたち。
(カマキリは背景色の緑と重なって見づらいかも..。子どもには見えてます!)
旅はまさに一期一会。心に残ったものをモチーフにして、見たこと、聞いたこと、感じたことを詩にしていきます。
AN
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)