【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは時代の流れの中で生きている。
<G4 テーマ学習レポート> week 5
テーマもいよいよ5週目を迎えました。
ここまで歴史をふりかえるともに、時代背景についていろいろな考えをめぐらせてきました。
ここからはアウトプットとして学んできた「遊び」と「出来事」を年表にまとめていく作業です。ひとつひとつの事柄を深掘りしていき思ったことや調べたことを考えながら表現していきます。
テーマの考え方にもあるように、考えて書く!書きながら考える!まさにこれが重要なアウトプットの観点になってきます。
明治時代から始まり、令和の現在までの時代の流れを意識しながら、事柄を厳選して年表にしていく姿は、日本の歴史の奥深さを感じさせてくれることもありながら、子どもたちが生まれる遥か昔の時代の出来事に対して、その時代を生きているかのような感覚で書いている姿は、とても頼もしい限りです。
4年生の体験してきた「時空旅行」を思いっきり表現していこう!
黙々と書き綴っています。
「年表」の長さや大きさが時代の奥深さを表しています!
そしてちょうどこの時期、1945年広島に落とされた原爆のことを忘れない!そして世界が核兵器を無くそう!と言う気持ちを伝えるために「ローマ教皇フランシスコ」が来日しています。
このニュースを見た子供もいました。
その子供からは、「日本はなんで戦争したんだろう?」という憤った意見が聞かれました。
ある本のタイトルに「それでも日本人は戦争を選んだ」というものがあります。この言葉が子供たちの胸に突き刺さるとともに、その時代を生きてきた同じ子供たちの気持ちも感じずにはいられませんでした。
この写真を見て子供たちはどう思い、どう考えていくのでしょうか?決して忘れてはいけない後世にも伝えていかなければいけないことだと、私も子供たちも共感した場面でした。
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<テーマ学習レポート>week 6
いよいよ今週に迫ってきたプレゼンテーション。ここからは各自が自身の「伝える」ための深掘りとまとめです。
特に探究を深掘りしていくシーンでは、このテーマーの重要ポイントとなってきます。伝えたい事の「時代背景」について考え、それを言語化し表現する。この深掘りが探究の最重要課題です。
当初から、このテーマでの考え方は「時代背景」を常に意識していくこと!でした。考えたことを書く!書きながら考える!そんな思考プロセスの積み重ね。模造紙5枚にも及ぶ、歴史年表「遊裏年表」を見れば学んだ歴史の大きさがわかります。
「遊裏年表」…これは子供たちがネーミングした年表の名前です。由来は、「遊び」の年表であり、その「遊び」の裏に隠されている時代の流れを紐づけて書いた年表という意味です。なかなかのネーミングセンス!
今回のプレゼンテーションでは、各自が用意したスライドをひとつにまとめて、流れを意識したプレゼンにする予定です。
時代の「遊び」と「出来事」をつなげてプレゼンすることができるのでしょうか。難易度が高いプレゼン課題に、子供たちも自身と不安が入り乱れているみたいです。
時間旅行もラスト一週間!磨き上げてジワジワいこう!
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2019年度 年間プログラム(PDF) ・ テーマ学習一覧表(実施内容)