特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

東京コミュニティスクール

03-5989-1869

school@tokyocs.org

〒164-0001

東京都中野区中野1-62-10

東京コミュニティスクール

「ありがとうにありがとう」G1G2テーマ学習 レポート1

【学年】 1年生 2年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】 私たちはおかげさまで生きている。

<テーマ学習レポート>
G1・2「ありがとうにありがとう」week1

テーマ「ありがとうにありがとう」がいよいよスタートしました。

まずは、このテーマのタイトルでもある「ありがとう」について考えていきます。普段から何気なしに口にしている「ありがとう」

実はことばの意味的にも深〜い意味があるんです。

そんな事とは露知らず、子供たちからは色々な意味が出てきました。しかし、その中でも的を得た意見も出てきて、1・2年生のボキャブラリーの多さに驚かされたweek 1でした。

でも、今度は問いを変えて子ども達にミッション!

どんな時に「ありがとう」を感じる?と問いかけてみると、たくさんのありがとうを発見できていたり、意外と発見できなかったりと様々!

普段の生活で無意識に「ありがとう」と口にしていたこともわかったようです。

これから先、この「ありがとう」からスタートして学んでいきます。

<ありがとう探し 初日>

<ありがとう探し 二日目>
以下は初日と同じキッズの二日目の「ありがとう」です。

子どもによって思いつく量はまちまちですが、誰をとってみても、初日に比べて格段に増えていることが明らかです。

——

<テーマ学習レポート>

G1・2「ありがとうにありがとう」week2

テーマ「ありがとうにありがとう」week2では、日頃から給食でお世話になっている救世軍ブース記念病院のカフェテリア「5つのパンと二匹の魚」を訪問してきました。

このテーマのセントラルアイデア「私たちはおかげさまで生きている」にもあるように、まさに食の陰の「おかげさま」を訪問して普段何気なしに口にしている給食の有り難みを感じ、ありがとうを探しにいきました。

行く前から子供たちは救世軍(カフェテリア)に行ったらこれを聞くぞ!と事前準備もバッチリ!

さぁ、たくさんの「ありがとう」を見つけることができるのでしょうか・・・。

救世軍ブース記念病院のカフェテリアがこちらです。栄養課の皆さんが運営していますが、普通のカフェです。
DSC_2119.jpg

到着してすぐに子供たちには、普段何気なしに食べている給食をレストランで同じメニューで食べてもらいます。

雰囲気が変わると、何かが変わる?そんな仕掛けにドキドキしながら、子供たちを見ていましたww

この日のカフェテリアのメニュー。スクールではカフェテリアから提供されるメニューのひとつを選んで月の献立を決めています。本日TCSが選んでいるメニューは(A)「豚肉のおろしポン酢、インゲンのゴマ和え」。

普段の給食とは雰囲気も違っていて子供たちは興奮していました。

普段食べている給食のお米は「北海道産 ななつぼし」! 美味しいわけです。^^

その他、使っている食材にもこだわりがあることが伝わってきて、子ども達も感激していました。

厨房も見せてもらい、普段食べている給食がここで作られているんだぁ・・・と実感していました。

この厨房で3人のスタッフの方がすべての食事を作ってくれていると聞いてまた驚き!

さぁ、各自盛り付けも完了していよいよ「いただきます!」

給食の入れ物が変わるだけでこんなに気持ちが変わるものなんですね!

食事の終盤には「栄養課」の金子さんから貴重なお話をしていただき、子ども達は用意してきた質問をぶつけていました。

お話を伺っている途中から病院の関係の人や一般の人も多数、レストランに食事をしに来ていました。そろそろ引き上げましょう。

金子さんお忙しい中、子供たちの学びのためにありがとうございました!

食事の後は、いつもの通り後片付けを各自で行います。いつもと勝手が違うので戸惑っていましたが、そこはTCS KIDS!手際よく進めていました。

そして、最後はお世話になった金子さんへお礼の挨拶。大きな声で「ありがとうございました!」

こちらは金子さんが、「今日はみんながせっかく来てくれたので、給食のことが一目でわかるバランス献立1・2・3を全員にあげます!」とサプライズ!

この献立で子供たちの普段の給食への感謝と「おかげさま」が実感できるといいですね。

おかげ様で、給食をちがった視点で見ることができました。ありがとうございました!

HM

——
(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形テーマ学習一覧表_実施版

 

Comments are closed.
アーカイブ