【学年】 2年生
【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】構造よく力を制す。
<テーマ学習レポート>
G2テーマ「築きに気づく」week4 外出編
今日はテーマ外出の日。東京湾に架かる橋をじっくり観察するために東京湾クルーズに出かけます。
橋の構造にはどんな種類があるのか。橋の全体像や橋の裏側までじっくり観察しにいきます。橋の数は20以上。すべての橋を観察しきれるか。子ども達にはミッションを出して最後に質問する予定。見事その質問に答えられるかな?
出発前の時間にカプラでどうしても遊びたいということで、じゃあせっかくだから橋作ってみる?と話すと作るー!と元気よく帰ってきました。出発前から橋をイメージしていきましょう!
いよいよ出発です。外はあいにくの雨。なぜかこのテーマの時は雨が多い..。
ですが、雨の中でも子供達は元気元気!気にすることなくクルーズの場所浅草へさっそうと向かいます。
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お待ちかねの乗船。
今回の船は宇宙船をイメージした船です。松本零士さんがデザインした[ヒミコ]です。雨でもテンションマックスの理由がわかります!
船に乗って第一声が「宇宙船みたい!すごい!」「空飛ぶ?」「宇宙へ行く?」 みんな今日のメインは橋ですよ〜!
興奮冷めやらぬまま出発します。
この船は屋根がガラスになっているので橋の裏側までじっくり観察することができます。みんなミッションのためにじっくり観察していき、この橋はアーチ橋だ!この橋は斜張橋だ!とノートしおりにメモしていました。
寝ているわけではありません!ソファーに寝転がって橋の下を観察しているのです。
橋のある場所、橋の使われ方、橋の構造、近くのビル、ビルの構造、子供達の探究の目は色々なものを見て感じています。船を降りる時にはみんなが頭使いすぎてお腹が減ったそうです。
ここでミッションの質問!「見てきた橋でアーチ橋はいくつあったか?」さあ答えられるかな。みんな声を揃えて14個!!と全員が正解でした。すごい観察力!その後もトラス橋はいくつあって橋の裏は黄色でと次から次へと出てきました。
せっかくなので「銀河鉄道999」の前で記念撮影。みんな声を揃えて「また乗りたい!また橋を見にきたい!」と大満足でした。確かにかっこよすぎます。
東京湾に橋が多いこと、なぜそこに橋があるのか。そして橋の名前の由来になにかを感じた2年生。実際の橋の構造から学んだことは多かった。
雨にも負けず風にも負けず、帰路に着きました☔️
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<テーマ学習レポート>
G2テーマ「築きに気づく」week4 外出ふりかえり編
テーマ学習で外出した後は、当日もしくは後日必ずふりかえりをします。
今回はひとりずつ絵を描いてリフレクションしてもらいました。絵だけでは書き足らず日記のように振り返ってくれるKIDSもいました。
(ちゃんと[ヒミコ]も描いています)
みんなのふりかえりの中で構造についての話が多かったのが印象的でした。
橋の名前も覚えてこの橋はこの構造だった!など観察の目の細かさを物語っていました。
そして一番印象に残った「橋」第1位は… レインボーブリッジでした。その大きさと雄大さ、そして構造が興味の的となったみたいです。大きな吊り橋にKIDSたちの橋への興味がさらに大きくなったようです!
HM
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(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版