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「美人(vivid)」G6 テーマ学習 レポート2

【学年】6年生
【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】人体の構造と機能には美が集約されている。

<テーマ学習レポート>
いよいよ人体の構造と機能についての理解を深めるために、実際に手を動かして骨格模型の模造への挑戦が始まりました☆

まずはみんなで手分けして、人体にある206本の骨を一本一本数えていきました。

「頭蓋骨もいくつもの骨が合わさってできてるんだ!」

「お〜!すげ〜!背骨には本当に椎骨が24本あったよ!!肋骨も12対あるよ。こうなってんだな〜〜。」

「しかもおれもお前も、みんな同じようになってるってすごいよね!」

と初めてまじまじと骨格と向き合いながら感心している6年生たち。

そしてまずは体幹部分の骨格をつくってから、肢体の骨格製作へと取り組むことに工程を考え、背骨を担当するboysチームと骨盤を担当するgirlsチームに分かれて試行錯誤の開始です。

背骨には全ての椎骨に突起がついていたり、また当然直線ではなくS字カーブを描いているのを再現するのは一苦労です。

さらに学んでいて驚いたのは、人体の骨は基本的に中が空洞になっている中空構造で、そのおかげで軽くてしなやかかつ強靭な骨格を作っています。

しかし、なんと背骨の腰椎だけが、なんとハニカム構造(蜂の巣構造)になっていることが分かりました。

ハニカム構造ということは正六角形(正六角柱)を隙間なく並べた構造です。

「すごい!正六角形ってことは、正三角形が6つ分だね。三角形を組み合わせると強い構造になるからか!!」
「すごっ!」

中が空洞といっても通常の中空構造ではなく、最も荷重がかかる人体の要の腰椎のみがハニカム構造の空洞になっているとは!!!

2年生の時のテーマ学習で構造について探究した際の知識が、6年生の今、実感値となって理解を深めてくれました。

ちなみに耐荷重は700kgとのこと!人体、自然の造形すご過ぎです。

さて、骨格模造の材料はスクールや自宅にあったハンガーの針金や新聞紙に紙粘土、マスキングテープなどさまざま。

骨盤は特に難易度が高く、独特な寛骨の形状やと大腿骨と接する球関節部分などを女子二人が左右対称になるように相談しながらじっくりと作っていきました。

「この寛骨の形は絶対紙粘土じゃなきゃ表せないよね!」
「でも紙粘土だと大腿骨の重さに耐えられないんじゃないかな?」
「それでも形が正確じゃないと何を作ってるのか伝わらないじゃん。それに実際には骨は筋肉や腱があってそれぞれが繋がっているんだから、骨だけで繋がってぶら下がってるわけではないじゃん。」
「そうだね。よし、紙粘土で作ろう!!」

かなりのトライ&エラーを積み重ねて、ようやく骨盤部分も4週目に完成しました。

背骨もboysチームで試行錯誤した後、T君がディテールを担当して椎骨ごとの突起も再現してなんとか出来上がりました!!

大腿骨はなんと300kgの耐荷重を誇る人体でもかなり強靭な骨です。

大腿骨と脛骨&腓骨を膝関節が繋いでくれています。good job!

6年生5人チームの絶妙な連携プレーでなんとか骨格の模造も折り返し地点を超えましたが、まだ背骨には肋骨が揃っていないし、腕も頭蓋骨もまだありません・・・

残り2週間、なんとか力を合わせてがんばるぞ〜〜〜!

YI

——
(参考)2019年度TCSテーマ学習一覧より年間のテーマ学習内容をご覧いただけます。

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