特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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「信じるカネ?」概要 T5-G4 テーマ学習

【学年】 4年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】私たちは経済活動の担い手である。

<テーマ概要>
お金があれば、なんでも好きなものが手に入る。自分がお金を持たなくても、好きなものはなんでも頼めば買ってもらえる。物が手に入るのは当たり前。お金や欲しいものに対して、そんな幻想を持ってしまってもおかしくない環境にいる子どもたちにとって、人と人とのやりとりの背景でお金が循環している実態を知り、お金とは何かを意識することは、価値のある探究テーマです。

「お金」は、顔の見えない人、普段関わりのない人、遠く離れた人との「取引」を可能にする媒介物であります。取引はお互いが納得した上に成立するものであり、この取引が多様であるほど、お金が巡り、社会が豊かになります。どんな取引があり、どう取引が成立しているのかを知っていくことで、自分たちも社会の一員として影響を及ぼしていることに目を向けていきます。

そのために、まずは、目に見えている部分から見えない部分まで、身の回りの経済活動を見ていくことで視野を広げていきます。次に、お金ができるきっかけとなった経緯、これまでのお金の変遷を確認していきます。現在に至るまでの背景を知ることで理解を深めていきます。そして、見えてきた経済活動に自分がどう働きかけるかを探ります。「1万円あったら何に使うか」という設定をして、より経済活動に貢献し、自分も社会も幸せになる使い道を考えていきます。

経済活動が遠いところで行われている自分とは関係のない世界ではなく、自分たちの生活している場で起こっていることであり、自分自身も関わっていることを実感し、お金と向き合い、経済活動の担い手として自ら何ができるかを考えていきます。

 
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(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形テーマ学習一覧表_実施版

 

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