【学年】 5年生 6年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】 事業の目的は顧客の創造である。
<テーマ概要>
社会寄与領域では、豊かな社会生活を実現するために私たちは何ができるかを探究していきます。子どもたちにとって、身近な社会であるスクールにおいては、受け身の姿勢ではなく自分にできることは何かを考え実行していくことが、学年が上がるにつれて求められていきます。そうした行いは、自分自身の成長となるとともに、スクールの成長にもなります。スクール内の世界から出ても、求められることは同じです。消費者の立場でいるだけでなく、自ら行動に出て発信する立場になることで、視野が広がり、よりよい社会生活の実現への一歩となっていきます。
今回は、子どもたちが社会の一員として実際に本格的な事業を行うことに挑戦します。事業計画を立て、資金を調達し、市場調査を行い、商品を決め、仕入れ、販売、在庫管理などなど、自分たちの店を自分たちの手で経営していきます。その中で、顧客になってほしいターゲットを近隣住民とします。TCSキッズや身内にしないことで、自分たちの提供したい価値がしっかりと伝わるかどうかを試します。
店は駄菓子屋、営業日数は練習を含め3日と決め、6週間という限られた時間の中でマーケティングをしていきます。顧客のニーズに応えるだけでなく、厳選した一押し商品やあったらいいなと思われるサービスを提供していくことで、顧客の潜在的なニーズを引き出し、その結果、より多くの人にお客様になっていただくことを目指します。それが今回セントラルアイディアにしている、事業の目的であり、「顧客の創造」であります。小さな利益で満足せずに常にチャレンジしながら、お客様の笑顔を獲得していくにはどうしたらいいのか、問い続けていきます。
AN
——
(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版