【学年】5年生6年生
【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは多様性の中に生きている。
<テーマ概要>
中野駅やスクールの周辺が、約8万頭もの犬で賑わっていた「犬囲い」であったのは、320年ほど前のこと。近年では、外国人の人口が増加傾向にあり、区内の大学に通う留学生やサブカルチャー等を目的に来訪する外国人も増え、大勢の人で賑わう街へと変容していっています。300年後、その先の未来はどのような場へと変化していくのでしょうか。時代の流れとともに移り変わりゆく環境も、そこで生活する人々の在り方が密接に関わっていることものと思われます。異なる文化が入ることで融合し、新たな文化が生み出され活性化されることは、飛び込む側も受け入れる側も柔軟な対応が必要となってきます。
「私たちは多様性の中に生きている。」一見、納得できることのように思えて、実際のところはどうなのか、思い込みや固定観念に縛られてはいないか、認識を変化させながら、どのように「異文化」を受け入れていくかを考えていきます。自文化と異文化をどう捉えているのか、文化の異なる国境を超えた他者をどう受け止めているのかを考える一方で、その相手自身が、日本のことをさらには中野に住む人々のことをどのように感じているのかを直接話をしていく中で、どのような変化が起きるかをみていきます。どう話しかければ対話ができるか、try&errorを繰り返し、実体験を積み重ねていきます。自分たちの心にどんな融合が生まれるかも見所のひとつです。
自分たちが足で得た情報や資料をもとに、異文化がもたらす新たな日本の可能性を考え出していきます。
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(参考) TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版