世界の中でも日本は水に恵まれた国だとわかった上で、さあいったい自分たちはどれぐらいの水を使っているのか。実感するために徹底調査です。

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"> 私たちはどれだけの水を使っている? – 東京コミュニティスクール

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私たちはどれだけの水を使っている?

タイトル:Be Water
探究領域:共存共生
セントラルアイディア:「上善水の如し」

[3・4年生]

New Space のプロジェクターは、性能がよいのでまるで映画館で映像を見るかのようです。『ブルーゴールド』は、ブラックゴールドと呼ばれた「石油」に代わり、これからは「水」が「資源」として大いなる価値を持ち、その争奪を巡って国際紛争が起こるかもしれないということを暗示するタイトルです。この映画では、水に恵まれない地域で、貧しい人々が一滴の水を得るのにも苦労していることが淡々と描かれます。私たち日本人が見ると、自分たちの日常とはあまりにもかけ離れた厳しい現実を否応なくつきつけられます。私たちは、疑いもなく、蛇口をひねれば、良質の水道水が手に入ると思い込んでいます。しかし、かなり汚い水でも「一滴」ずつカウントされてなけなしのお金を払わないと手に入らないという地域があるのです。

決して簡単な内容の映画ではありませんが、良質のドキュメンタリーが描き出す映像は、子ども達の心を直撃する本質的迫力を持っています。そのうえ、学校のプロジェクト学習を通じて、世界の水問題に立ち向かってゆく小学生が登場し、自分たちだったら何ができるか?という心が自ずとわいてきてしまいます。

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砂漠の広がる地域や、アフリカなどの途上国だけでなく、アメリカやフランスのような先進国でも、水道の運営が「公営」ではなく「民営」化されて、安価に高品質の水を手に入れることが難しく、文字通り「水商売」で財をなそうとする企業に、生命の源を握られているという事実はショッキング。

「こんなに簡単に水が手に入る国ないんだねえ……」

というしみじみとしたコメントが思わず出てしまうほどです。日本という国が「水」に関しては「超」がつくほど恵まれているのだ!ということを痛感することになりました。

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では、恵まれた私たちは、どれぐらいの水を用いているのか。まずは自分の足元から見つめなおします。水道局の資料には、一日当たり、平均的な家族がどれぐらいの量の水を用いているかについてのデータが書かれています。それを見れば一発でわかることですが、目的は「知識」を得ることではありません。「水」に恵まれた国に生まれ、「水」を当たり前のように使う私たちの「現状」をしっかり「認識」することこそセントラルアイデアに「肉薄」する第一歩です。「水」が「上善」である素晴らしい存在であるからこそ、さまざまな場面で私たちは「水」を用います。いかに「水」が私たちの豊かな生活で素晴らしい役割を果たしているのか……それは自分たちの毎日の生活を見れば浮かび上がってきます。

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飲める水をトイレの水を流すのに使える……この事実ひとつとっても、『ブルーゴールド』で描かれた厳しい状況とは雲泥の差です。

「そんなきれいな水を流す必要があるのかな?」
「もともとはぼっとんトイレでしょ」
「でも、きれいな水だからトイレもにおわないんじゃない」

トイレの掃除は汚いから嫌……なんて全然言えないくらい、今のトイレは、というか日本のトイレは、本当にキレイです。(海外旅行して帰ってきたとき、成田のトイレの際立つ美しさに、ここで寝ろと言われても平気だよなといつも思っているおっちゃんです)

トイレだけで私たちはどれだけの「キレイな水」を使っているのか、調べてみようということになりました。

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水洗トイレの構造を分析し、どんなふうに流れ出るのか観察し、どうすればトイレの水の流れる量を調べられるかみんなで考えます。こんなときにすぐ i-pad を用いて写真にとって、apple TVで映して、それをもとに議論するなんて、まあ、これぞ素晴らしい IT 機器の使い方ですなあ。デジタルをアナログな学びの中で使いこなします。

流れ出てゆく水の分だけ入ってくるんだから、入ってくる水を受け止めればいい。何で受け止めたらいい……ペットボトルだと形が大きすぎて入らない……便器に流れ出る水をとらえようというアイデアは出てこないな……みんな必死になってどう測るかアイデアを出しています。

どうしたらある目的を達成できるか、そのためにどんな工夫ができるか、いろいろアイデアを出し合って考える。この頭の使い方をする「チャンス」を得ることが「探究する学び」です。

やはり、貯水タンクの体積を測るやり方が一番よさそう……しかし、まだ測り方は固まりません。どうする???それは各自のホームワークです。

今週末は、家庭で、いつ、どんな目的で水を使っているか、いったいどれぐらいの量、使っているか、自分なりのやり方で調べてくるミッションを与えました。どこまでしつこく追跡できるか、観察できるか、どんな工夫をして調べ、測定してくるか、探究 Field Work に挑戦です。

RI

TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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