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作文から学ぶ

[1・2年生]

今週は、週末にホームワークをしてきた作文をもとに
自分たちが学んできたことを振り返り、
どう伝えていけばいいかをkey conceptsで考え、
作文の書き方についても確認していきました。
以下、子どもたちの書いてきた文章を
漢字変換と句読点を加えて一部抜粋します。

火山はマグマが噴火する。
最後には街がぜんぶ埋まって、人も全員死ぬ。
けれど、火山にもいいこともある。
火山でしか飲めないお茶を飲める。
温泉たまごもできる。
温泉も火山でできたから、
火山はありがた迷惑とちょっと似ていると思う。

みなさんは津波をこわいと思っていますか。
でも、いいところもあります。
津波警報が出れば高いところに逃げればいいのです。
津波が起きるのは、海の下で振動が起きるのです。
津波の速さは、約800キロです。
まさに、飛行機の速さですね。

①雪で楽しめること
冬といえば、スキー、スノーボード、雪合戦、雪だるまなど
いろいろなことが楽しめます。
②雪の悪いところ
雪は楽しめますが、被害をもたらす危険なものです。
屋根に雪が積もって、それが落ちてくると家から出られない
ことだってあります。
もし、家を出るとき、ちょうど真上から落ちてきたら、
息ができなくて、死んじゃうこともあります。
これこそまさに自然災害です。
雪は最初、雨が降って、そのあと雹が降って、
最後に雪が積もると本に書いてありました。

雪のせいで死んじゃう人がいた。
なんでかというと、車の中に食料がないから
死んじゃう人がいる。
だけど、逆にいえば、雪で楽しいって思う人がいる。
雪合戦とかソリとかスキーとかスノーボードとか雪だるまを作るとか。

私たちが今回着目していきたいkey conceptsは、
causation / connection / perspectiveです。
「津波は振動で起きるって覚えてるところがすごい。」
これはkey conceptsでいうと?
「causation!」
雪の作文は、perspectiveで書けてるねというと、
「嫌なことと、いいことを書いているのがいい。」と
視点別にgood & betterを考えていきました。

火山や雪の文には、確かに、嫌なことと楽しめることあるいはいいことが
両方書けています。ただ、ここでもう一度
自分たちにとって「禍」とは何か、「福」とは何かを
問うことにしました。

「禍」は災い。嫌なこと、命を落とすこと。とすぐに言葉が出てきます。
「福」は?
「マグロを食べているときかな。」それってどういうこと?
「うれしいこと」というように全員が「福」なときを
イメージしてみると、それは、
いいことであり、
うれしいことであり、
楽しいことであり、
ラッキーって、得することであり、
幸せなことであることがわかりました。

同じ意見もありましたが、これだけの言葉の違いが出てきました。
作文の中には、楽しいことが強調されがちだったので、
楽しいだけが「福」ではない見方ができると、
視野が広がっていくことでしょう。
そして、恩恵の意味へとつなげていきたいところです。

学んできたことを作文にまとめるという作業は
なかなか難しいことです。
どれをどう書いていいか迷ってしまったり、
わかってはいても、抜け落ちてしまう事柄があったり。
調べてきたことがちょっと違って解釈していたことも
わかりました。
今回の「たたき台」をもとに、作文のイメージがなんとなく
できてきて、次はもっといいものが書けそうと思ってきたところで、
本番の作文に向かいます。

雪災害の話をしていたときに、
「雪国に住んでいる人は、アリとキリギリスのアリみたいに、
食料をためておくから外に行けなくなっても大丈夫。」との発言から
保存食の話題があがりました。
この時期になると、TCSでは、ここ数年、味噌作りをしています。
味噌という保存食は、恩恵ととれる産物です。
ちょっとこじつけかもしれませんが、
このメンバーで今年の味噌作りをすることにしました。

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  茹でた大豆をつぶします。    麹の登場です。

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麹に塩を加えて、
混ぜ合わせます。

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  つぶした大豆を加えます。    ひたすら混ぜます。

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瓶に入れて、
麹に働いてもらいます。

一年後、蓋を開けるのが楽しみです。
  

AN

TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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