「日本の飲み水は?雨は飲めるか?」。「毎日使われる水はその後どうなるのか?」「どのくらいの量を使っているのか?」など様々な問いから私たちの身のまわりの水に目を向けてみる。
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「水の行く末は?」

[1年・2年・3年生]

今週は売っている水の話題からスタートしました。
それは、先週こちらが発した
「コンビニやスーパーマーケットで売っている水は全部日本の水なのかな?」
という問いに応えて、詳しく調べてきてくれた子がいたからです。
『佐渡海洋深層水』、『日光連山水』など日本産4種類、
『CONTREX(フランス)』、『kona  deep(ハワイ)』はじめ 外国産も4種類。
これだけの銘柄の表を作ってありました。
驚いたことに表示されているのはそれだけではありません。
すべての銘柄を飲んだ感想、硬度に加え、カルシウムなど
水の成分まで表にまとめられ、立派な資料になっていました。
とても良い仕事、ありがとう。

みんなでその表を見てから、
『日本に外国の水は必要か?』の議論へ。
ほとんどの子が
「水不足になったら困るので必要。」の意見。
水は本当に無くてはならないものという思いが
漠然とではあるが、子供たちにもあるようです。

翌日は雨。
前日、水の単位について説明するときに使った
ペットボトルに続き、この日500mlの計量カップを紹介。
すると、
「どのくらい雨がたまるかやってみようよ。」
という提案が子供からあがる。
屋上に1時間置いて様子をみることに。
タイミングよく雨が降ってくれたおかげで、
すんなりと『水の行き先』について意見を求めることができた。
「この雨はこの後どうなるんだろう?」
知識や情報を持っている3年生の一人は
「下水から川に流れて、最後は海に行くんだよ。」
との答え。
「消えてなくなる。」
の声も出る。
すると、一人の子が
「ほとんど空気の中に蒸発してしまう。」
と意見を述べる。
この子は『水はめぐる』(テーマの課題図書)を読んで
  『びっくりしませんか? 地球にある川の水をぜんぶ
   あわせてみても、土の中の水や、空気の中にある水の
   量にはかなわないのです。』
の箇所が最も印象に残ったと応えていました。
目に見えない水にも意識がおよび始めたということでしょうか。

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台風の影響で時折の豪雨もあり、
屋上の計量カップには1時間で100ml近くの雨水が。
当然全員が味を確かめたいと言い出し試飲会。
「おいしい。」「ふつうの味。」「ぜんぜん飲めるよ。」の感想。
それではと、こちらから
「毎日飲むのはこの水でいい?」
と訊ねると、みんな何となく抵抗感がある様子。
雨水には人の体に良くないものが入っていそうだ
と感じているのでしょう。
(雨水を飲んでも安全かどうかについては、
だれか専門家に詳しく訊けたらいいね。)

前日の雨も上がって、暑さが復活。
すでに雨の痕跡は全く無い。どこへ行ったのか?
手がかりを求めスクールの外へ。
子供たちはすぐに、
「この中に入ったんだね。」
と道路の中央のマンホールと両脇の排水溝を指差し、覗き込む。
道路をじっくりと見てゆくと、意外とたくさんあることに気づいたようだ。
「この中に入った水はそのまま海に流れ込むのかな?」
の問いに少し考え込む子も。
雨水以上に行き先の気になるものに、
私たちの使う水、生活排水があります。
日常生活でまさしく湯水のごとく使っている水ですが、
『どのくらいの量を使っているか』
を日頃気にとめない人も多いのではないでしょうか。
しかし、1回じっくりと検証してみる必要もありそうです。
そこで子供たちと
『雨や使われた水はどこへ行くのか』と『使う水の量』
を探るために、来週水処理の現場へと出かけます。
水がどのように処理されるのかを目にするだけでなく
生活排水の規模について何かを感じとることができるかも知れません。
この機会に子供たちにはいろんなことをつかんでほしいと思います。

TY

TCS2010年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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