【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】石ころから自然の不思議が見えてくる。
<テーマ学習> 〜概要
道端に落ちている石ころ、拾い上げてみると面白い色や形をしていたり、隣に落ちている石と全然違ったり。普段何の気なしに見ているものであっても、見れば見るほど見えてくる。1年生のテーマ学習「静かなともだち」で葉っぱを通じて子ども達はじっくり観察し発見する面白さに出会ってきました。その視点を今回は「石」に向けていきます。石の調査を進める中で出てきた発見、疑問、モヤモヤを足がかりに、今回はさらに踏み込み、目に見えるものだけでない石の謎についてアンテナをぐるぐる働かせていきます。身近でありながら謎の多い「石」の魅力に迫りながら、「学び」の醍醐味を味わっていきます。
石という身近な存在だからこそ、現物をじっくりと観察・実験するために、多摩川へのフィールドワークへ出かけます。集めた石の調査を進めていくことで、石の特徴を明らかにしていくだけでなく、多摩川上流と中流のサンプルを比較し、ODD海での経験知と合わせてつつ石がどのようにしてできてきたものなのかを解き明かしていきます。何種類もある石の成り立ちを繋ぎ合わせることで、その大地がどのようにしてできてきたのか、そもそも日本はどのようにしてできたものなのか推理と調査、考察の範囲を広げていきます。最後には、自分達の感じた自然の不思議に対して、石ころから学んできた知識や考察を織り交ぜたストーリーを語ることに挑戦します。
KO
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)