【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】見れば見るほど見えてくる。
<テーマ学習 レポート> week6 – ふりかえり
自然の中にある『植物』、特に『葉っぱ』に焦点を当て、じっくり観察し始めてから、あっという間にプレゼンテーションディがきてしまいました。
子どもたちからは、「今日テーマある?やったー!」という声や、「まだ1週間ぐらいしか経ってない気がするよ〜!」なんて言葉もでてくるほどで、テーマ中は、みんな前のめりになって学んでいたのがとても嬉しく感じます。
今回プレゼンテーションで発表したのは、
1、紅葉山公園で集めた葉っぱのオリジナル分類マップ
2、自分のお気に入りの葉っぱとそのスケッチ
でした。
葉っぱといっても、「ただのモノ」という概念にとどまっていた6週間前。そこから足繁く紅葉山公園に通い、葉っぱを集め、図鑑とにらめっこする日々。そんな中で、次第に形や色、手触り、匂い、大きさなど様々な観点に着目し、実験やマイクロスコープで細部まで観察し、いろんな葉っぱの似ているところや違うところを比較していく。
そんな小さな作業や見方を積み重ねていったからこそ、ユニークな分類マップが生まれたというわけであります!
その中でも、分類した種類に名前をつけることにしたのですが、そこでも子どもたちの自由な想像力が爆発。
葉の”特徴”をいかに言葉に変えて、面白いネーミングをつけることができるか!コピーライターでも難しい作業を、アイスクリームの9名はとても楽しそうに、言い得て妙な名前をつけていて、さすがでしたね!
その中で 一例をあげますと、例えばO君は生まれてまだ年月の経っていない葉の赤ちゃんたち=「ちびぎざチーム」を発表してくれました。
そうやって、「見れば見るほど見えてくる」というセントラルアイディアが最もよく現れているのがこちら。
お気に入りの葉っぱのスケッチです。
葉っぱが特徴的な形をしているところから選んだのが、ゆずでした。それを翼みたいという比喩表現を使っていてナイス!また、手でちぎるといい匂いがするなど、五感で得たことを本当に生き生きと話していて、思わず聞き込んでしまうプレゼンでした。葉の中に見える小さな黒い斑点も見逃さず、それを描き込む観察眼も、6週間前から比べると大きく成長した部分す。
これからも、3つのアンテナをぐるぐると働かせながら、いろんなものを「見れば見るほど見えてくる」面白さを感じ、観察眼を磨いていきましょうね!
MK
—
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)