【タイトル】Borderless World 【学年】5年生 【探究領域】共存共生
【セントラルアイディア】人権は自由、正義及び平和の基礎である。
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今までの学びを振り返り、人権が侵害されている問題を一つ取り上げ、その解決策に頭をひねります。
「新 映像の世紀」で学んだ100年間の近現代史、
戦争によって蹂躙され続けた「人権」を守るための「世界人権宣言」
ナジーブさんに教わったシリアの現状と日本の報道
人権の問題は遠く離れた国の話だけではなく、私たちの生活にも深く関わっています。
毎日書き続けてきたジャーナルを元にして、「問題」をピックアップします。
・いじめの問題
・差別の問題
・国際問題とシリア
・報道の自由
それぞれのテーマが決まり、それぞれで
「現状」
「考察」
「解決策」
の三段階で考えをまとめていきます。
それぞれ自分の解決策を考え、まとめ終わった後、全員で改めて「TCS人権宣言」を作成しました。
ことばを選びながらも、全文と1〜4条までを作成しました。
<TCS人権宣言>
前文
私たちTCSキッズは自由と責任で自分たちを動かします。しかし、自由をうまく使いこなさなければなりません。自由な時間があるからといってずっと遊んでいていいわけではありません。悪いことをしてしまったら責任をとらなければなりません。責任を感じながらいろいろなことにチャレンジすることが大切なのです。
自由を守るためには上級生のみならず、TCSのみんなが協力しなければなりません。それは、三つの約束、自分を大切にする・人を大切にする・ものを大切にする、を守ろうとする心です。それを実現するために、私たちは納得するまで話し続けるのです。
第1条 学ぶ権利
誰でも楽しく面白く学ぶことができます。みんなで辛楽しくメリハリを持って自和自和学びます。
第2条 話し合う権利
時間などを理由にして無理に話し合いを切り上げる必要はありません。みんなが納得するまで話し合うのです。
第3条 協力する権利
未来を創るためにはみんなの協力が必要です。困っている人がいたら助けることで信頼関係を築きあげることができるのです。
第4条 やり通す権利
始めたことは最後までやり通すことができます。人に言われてやめるのではなく、自分の意志で最後までやり抜くのです。
世界人権宣言とTCSの考え方が合わさった人権宣言に仕上がりました。
今回の学びのアウトプットはそれぞれのプレゼンテーションとこの人権宣言の披露です。
TCS人権宣言、他のキッズはどのように捉えるのか、楽しみです。