特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

東京コミュニティスクール

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東京コミュニティスクール

プレゼンを磨く

タイトル: 静かなともだち
探究領域: 万象究理
セントラルアイディア:
見れば見るほど見えてくる。

[1年生]

いよいよ金曜日にはプレゼンテーションがあります。
今週はそれぞれに選んだお気に入りの葉っぱについてプレゼンテーションを練っていきます。
モミジ・イチョウ・コハウチワカエデ・プラタナス・ヤブソテツについて発見したことやお気に入りポイント、見た目や手触り、においなどの特徴をどう伝えるかストーリーを編んでいきました。

「モミジの大発見をプレゼンで話したいんだ。たくさんのモミジをくらべてたら、葉柄が赤いのとまだ緑色のがあって、少し葉っぱが赤くなってきてるモミジは葉脈も赤くなってたでしょ。それをみんなに話したい。」

「ぼくはプラタバスの好きなところと残念なところを3つずつ話したいんだ。」

「聞きたい!聞きたい!」

「いいよ!一つ目は、プラタナスは一本の木に大きな葉っぱと中くらいの葉っぱと小さい葉っぱがあるのが好きでしょ。それと二つ目は大きなギザギザがあるけど葉っぱが柔らかくて痛くないところと、三つ目は色が晴れた日の木の葉っぱが太陽の光にあたってるような黄緑色からバナナみたいな濃い黄色に変わるってところが好きなんだ。」

「おおー!3つにして話すのいいね!私もモミジの好きなところをプレゼンに入れよう。」

ある程度まで考えたらまずはアウトプットしてみることで学び合うことができます。
いいところは「まね(真似)ぶ」、よりよくするために改善したほうがいいところは伝え合うことでお互いに磨き合っていけるのも探究の醍醐味。
個人のプレゼンも磨いていきますが、みんなで作ってきたアウトプットである紅葉山公園葉っぱマップも大詰めを迎え、仕上げにかかります。
プレゼンに向けて、今まで分類してきたものを丁寧に並べ直してグループごとに枠を引いていき、余白には絵を描きました。

IMG_1485.JPG

ようやく出来あがったマップを眺めながら自分たちがどういう考えで分類したのか第三者に伝わるようにプレゼン練習をしていきました。
”色”と”色”のグループは隣り合わせにしているが、”形”や”手触り”と”色”は遠くに置いていることや”色”の中でも”にじ”という名前をつけたグループがなぜ真ん中に配置されているかというと一枚の葉っぱの中で色が変化している葉っぱだからということなど、自分たちのこだわりを相手にも分かるような言い方ができているかどうかに焦点を当てて磨いていきました。
さあ、いよいよ金曜日はプレゼンです。乞うご期待!

YI

TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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