タイトル: 静かなともだち
探究領域: 万象究理
セントラルアイディア:
見れば見るほど見えてくる。
[1年生]
先週押し葉にした葉っぱを新聞紙から取り出してゆっくり見てみるときれいに乾燥してきれいな押し葉が出来上がっていました。
広げてみると大変美しく、様々な色や形・大きさの違いなど見ているだけで楽しくなってきます。
「ぼく10枚もあるよ!」
「私は30枚!」
「私は32枚もあるよ!同じ種類の葉っぱもあるけどね。」
「みんなで同じ種類の葉っぱってどれくらいあるかな?全部でみんな合わせて何種類くらいの葉っぱを集めることができたんだろう?」
たくさんある押し葉をずっと取っておけるようにそれぞれの子がラミネートして一枚ずつにカットしていきました。
一つ一つの作業に大盛り上がりの一年生たち。
ラミネート加工できた押し葉をカットしていくのは工場長のHくんの得意な仕事。
手際よくみんなで協力しながらどんどんカットしていきました。
翌日はそれぞれの採集してきた葉っぱを一覧できるように広げ、まずは自分たちなりの観点で分類してみることにしました。
楽しそうに話し合いながら分類をしていく子どもたち。
「モミジと分裂がある葉っぱは同じ仲間にしようよ!」
「えー、でも黄色とか赤とか緑とか色で分けたほうがいいんじゃない?」
「でもモミジが分裂のところにも色で分けたところにもあったら変な気がするな。」
「これは”細い葉っぱチーム”!」
「この緑色がどんどん変わっていく葉っぱは”不思議チーム”だ!」
組み合わせを変えながら話し合ってそれぞれの葉っぱを分けていきます。
自分たちが集めてきた葉っぱを改めて並べて見比べてみるとそれぞれの葉っぱの違いと似ているところが一覧できてとても面白いですね。
ながめていると”この葉っぱはこのギザギザで濃い緑の葉っぱの近くだ”、”この丸い葉っぱはこれと似ている”などと自然に分類したくなってくるのが人の習性なのでしょうか。
初めてとは思えないほどすんなりと自然に分類を楽しんでいることに少々驚かされました。
大体の分類ができたところで今週は終了。
来週は大きな模造紙に今の段階での分類した葉っぱを貼り付けていくところからスタートしていきます。
YI
※TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。