特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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東京コミュニティスクール

新しくやること、続けていくこと

[3・4年生]
今回のテーマは、『人の役に立つこと』
こればかりは、すぐに客観的な視野を持って人が思っていることを
感知して行動することなんてできません。
一朝一夕ではなく、何よりも動いてみること、経験するが大切。
今週もボランティアの日々が続きます。
しかし、ボランティアをできるところがありません。
そこで、自分たちが役に立てることを考え、やることにしました。
「ゴミ拾いをしたい」
1・2年生の子どもが懸命にゴミ拾いをしている姿を見ているので、
このような発想が出てきました。
何の役に立つのだろうか?ということを考えると、
以前に公園の奥の方が汚かったのを覚えていたらしく、ずっと放置されたままになっていたので、
誰もやらないところをすると役に立つだろうということでした。
「早くやろうと」とやる気満々。
早速1・2年生に道具を借りて開始しました。
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道すがら多くのゴミを拾いながら歩き、公園では2組に分かれて、
隅から隅まで徹底的に拾っていきました。
「汚い!」「くさいから嫌だ!」という声は全く聞こえず、一心不乱に
ゴミ拾いを行っていました。
公園の奥の方には、たくさんの放置されたゴミが転がっていました。
「ゴミがでかくて入らない」
それでも何とか持って帰ろうとみんなで分担して帰りました。
「ゴミ拾い?えらいねぇ。ご苦労様ね」と言われました。
頑張っただけに嬉しいものです。
ゴミ袋に3袋一杯分にもなり、いっぱい拾えて役に立ったと充実感を感じているようでした。
しかし、下級生に借りた道具が足りないことに気づきました。、
このままでは役に立つどころか、下級生にとっては迷惑になってしまう・・・
みんなで
30分くらいかけて捜索をし、結局は見つかったのでことなきを得ました。
自分たちの行動からきちんとしないと迷惑がかかってしまうという可能性があり、
ボランティアでするにも行動には責任がともなうことを学びました。
ゴミ拾いは、初めてということで新鮮さがあったことが大きいと考えられますが、
とてもモチベーションも高く行うことができました。
さて、
次の日には、一度行ったボランティアの救世軍ブース記念の綿布切りをしました。
一度経験しているので、現場に着いたら、早速作業開始。
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一度経験していることもあり、てきぱきした動きはとても感心させられました。
それぞれに前回の経験を生かして、
「こうしたら効率よくできる」
「綿布を片付けるときには投げない」
というように反省を生かして、行うことができたようでした。
前回の綿布切りよりは多くの布を切ることができ、
担当の方も感心していました。
しかし、少し集中力を欠く場面もあり、話に一瞬夢中になり、
手を止めてしまうものや
「まだこんな時間」
「何か時間が長く感じた」
という発言も聞こえました。
2回目ということで新鮮さも薄れていくことは当然のこと。
そこで、どうしていくかが問われてきます。
長く続けるコツでもあるのかもしれません。
腕は上がっているものの、確実に新鮮さが薄れて行くことにより、
何かが違ってきていることを感じました。
それは自分の内面の問題であるので、そこが課題として上がってきました。
今回の反省ですが、自分自身で振り返る自己評価を行うことにしました。
自分をどこまで客観的に見ることができるかということも、学びということで
宿題でやってくることにしました。
『継続は力なり』
さらに経験を活かし、今後もボランティアの実践の日々は続きます。

TK

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