[4年生]
テーマ発表の日を迎えました。
ポイントは『科学的に』説明すること。
みんなにわかりやすく根拠をもって説明できるでしょうか?
自分たちの開発してきた装置について説明していきました。
計算式も説明をし、理論上の数字を見せた後に、
実際に検証した結果を見てもらいました。
そこであまり動くことができなかった。
「動けー!」と祈るような気持ちでした。
少し動くと「おぉ」と言う声。
しかし、なぜだか途中で止まってしまいました。
改めて課題が出てきてしまいました。
みんなに装置を見てもらいました。
「年々進化しているね!」
発表を見ている人からの嬉しい声も聞こえました。
実際に引っ張ってもらうと、とても軽くなっていることが分かりました。
「今回は何であまり動かなかったのか?自分ではどう思いますか?」
という質問に、
「たぶん、ひもがきれいに巻きついていなかったのが原因ではないか?」
と、自分なりの推測した考え、自分なりの仮説を答えていました。
ふりかえりシートには、
先輩方がやってきたこともあり、
「動くきょりという事を考えてみるといい」などするどいつっこみが。
自分たちの学びにそういう視点がなかったかということを考えさせられました。
今回のテーマで、実際に装置を作ってみて、その難しさを感じました。
なかなか、計算どおりにはいかないものです。
しかし、何とか近づけようとすることで、大発明が生まれてくるということもあります。
研究の入り口を学んだそんなテーマでした。
今回のテーマ学習は、過去にも先輩たちが行ってきたテーマ学習。
後輩たちがひきついで研究していく予定なので、
自分たちの経験から、探究していくコツ、アドバイスというものをまとめていきました。
・どのくらい動くかも計算するとよい
・ひもはm摩擦が少なくなり、重さも軽くなるので細い方がよい。そうすると計算結果に近い数値が得られそである
・がんじょうな物で作る
・材料を統一できるとよいのではないか
などなど、自分たちの経験からのアドバイスを考え、引き継いでいきます。
自分たちもさらにどうすればよいのかを考えました。
今回のテーマでは、今まで同じテーマをやってきた先輩たちが、アドバイスをくれました。そのように来年もつながっていき、みんなで学び続けていきます。
TK
※TCS2010年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。