今回6年生がTCSでの集大成として取り組むテーマは『映画』
「人の心を動かすストーリー」を映画で表現します。
このテーマは下級生にとって憧れの強いテーマのようで
昨年6年生が作った映画を見て自分もいつかは…と楽しみにしている子がたくさんいます。
映画と言っても、どこから手をつけていいのやら見当もつきません。
そこでまず手始めに、今まで自分がどんな映画をみたことがあるかをふりかえります。
アニメや名画といわれる作品、CGをふんだんに使ったもの、とにかく泣けた!という作品
思い出せる範囲でも30本近くのタイトルが挙がりました。
そして次は自分がいい映画だと思った作品のどこが良かったかを自分の言葉でまとめてみました。
性格が違う2人が一緒に事件を解決するところが面白い。
常識外れの主人公のキャラクターがいい。
話がストレートじゃなくてひねってあるところが面白い。
これから作る映画の参考になりそうな要素が浮かびあがってきました。
いよいよ次は映画を通じてどんなメッセージを伝えるか?を考えます。
ところが、これがなかなか難しい!!
「ギャグを入れたい。」とか「車が好きだから車を使いたい。」「アドベンチャーやアクション映画がいい。」というように
こんな映画を作りたい!というイメージは簡単に浮かんでも肝心のメッセージとなると、言葉に詰まります。
どんなメッセージを伝えるのか?
果たしてそれは映画に値するメッセージなのか?
映画作りの入り口に立って、さっそく大きな壁にぶつかりました。
映画の公開日は3月20日。
壁にぶつかって打ちひしがれている時間はありません!
何かを創りだすには、苦しみが伴うものなのです!
この苦しみが、作品のスパイスになることを信じて前に進みます。
AU
※TCS2009年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。