4・5年生クラスのテーマ学習「いい仕事してますね」では
質の高い仕事を見て、体験し、いい仕事の要素について
体得することを目指しています。
前回は、木工職人の柴原勝治さんの工房
“KATSUJI FOREST GALLERY”にお邪魔して以来
自分達でいい仕事を実現させてようと
日々木工作業に取り組んでいます。
クラスのみんなで考えた
いい仕事のために必要なこと
●やる気・上手くなろうという向上心
●自分で考えて、実行・何度も練習
●人のために・人のことを考える
を体験するべく
無垢材を使い、自分でデザインした
木工家具作りに取り組み
Kくんは、樹齢150年の国産スギのテーブル
Mちゃんは、ヒノキの椅子
Rくんは、エンジュの椅子
Sちゃんは、元明治建築の梁のヤニマツをつかった椅子
Tくんは、ケヤキ(?)のテーブル
どれも木目を活かしたデザインで
何とか木だけで組んでいこうと
自分達でもできる木工の技術でと試行錯誤しています。
今日は、柴原さんに教えていただいた
穴をあけて丸棒を差し込むという方法の試めしました。
30mmの穴をあけるためのドリルがない状況の中
本を読んだり、保護者の方に相談に乗っていただきながら
小さい穴をいくつもあけることで
何とか穴をあけることに成功。
しかしながら、断面が粗くて棒が入らないので
懸命にやすりで削っていっていました。
また、一方では寸分狂いなく
木を組み合わせるために
定規を駆使しながら寸法をそろえていったり
角材の角を落として丸みをつけていったり
オリーブオイルで表面の仕上げていったりと
磨かれてオイルで仕上げられ
美しい木目が一層引き立たせていくなど
それぞれの作業を集中して行っていました。
本当に完成が楽しみです。