【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】人の心は表情と仕草で表現される。
<テーマ概要>
私たちは、相互にわかり合うために言語だけでなく非言語でも日頃からコミュニケーションをとっています。言わなくてはわからないこと、心のうちを隠すこともありますが、他者の表情や仕草から、気持ちや考えを読み取ろうとします。自分がどう動くと何が伝わるのか、この観点があることで、自己表現と他者理解の幅が大きく広がっていきます。
今回のテーマ学習では、言葉を使わない表現があることに気づき、その楽しさを見い出しながら、「表情」や「仕草」を使って気持ちや考えを、どう表現し、どう理解していくか模索していきます。まずは、喜怒哀楽などの気持ちがどのような表情と仕草で伝わっているのか、目に見える形で知っていきます。そして、日頃の様子を映像を使って、自分たちがどういう表現をしているのか、それによって何が伝わっているのか、表情と仕草が与える印象について、視点を変えて見ていきます。後半では、学んできた表情と仕草と気持ちがどうつながっているのか、一人ひとりの中に備わっている「TCSスピリット」を題材にして考えていきます。低学年の子どもたちにとって、発揮したいけれども実体がよくわからない6つのスピリット。それぞれがどんなものなのか、実際にどんな気持ちから湧き出てくるものなのかを問答し続けていき、自分たちの捉えたスピリットを「表情」と「仕草」で表現していきます。言葉を使わず、伝えたいことを伝えあうことを目指していきます。
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2022年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)