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気象データを活用して天気を予測する

[5年生]

テーマ「明日天気になーれ!」も最終週。
発表会に向けて動き出しました。
今回のテーマでは、ポートフォリオの作成も重要視しました。
一人ひとりが6週間で学んだことの過程を自分の言葉で説明できるほど理解し、
しっかり丁寧に記録できているかどうかが問われます。
そのため発表においても、個人ごとに、
テーマ学習で何を学び、何を伝えたいか、そこからさらにわいた疑問、そして明日の天気予報を発表することにしました。
ここからの追い込みでどこまで力を発揮できるか。
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前線、風の動き、空の色、台風、天気予報の仕組み(気象情報会社との比較)、高層天気図と、子どもたちが伝えたいことは様々。
全員がもっと知りたいこと・疑問に関して自発的に動いて情報を集めていました。
資料を見たり、インターネットを活用したり。
中には、民間の気象情報会社に電話をして質問したり、
気象庁を自ら訪問したりしていました。
そうして、発表会当日まで内容を練っていきました。
発表会本番では、発表時間が短く、話すことが限られ、
そのため、ポートフォリオ型の発表で重要であるテーマ学習全体のプロセスを詳しく説明することができませんでした。
しかし、発表の内容では、テーマ学習で学んだことや伝えたいことに加えて、
学んだ内容を天気の予測に役立てようとする様子が伝わりました。
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「気象データだけではなくて、人間の目も予測には必要。」
「台風の進路についての知識があれば、台風が起きた時にどの方向に進むのか予測できる。」
「天気の予測には、地上天気図だけでも不十分で、加えて数種類もある高層天気図を重ねて見ることが必要。」
彼らの発言から、このテーマ学習のミッション「気象データを見比べ、大気と水の動きを見ることで、天気を予測する。」を意識していることが分かります。
個人による発表でとても緊張していたようですが、
明日の天気予測に関しても自分なりに論を付けて説明できていたことは、
テーマ当初に比べれば格段の成長と言えると思います。
今回のテーマ学習のように、
今後もファイルに自分でも振り返られるような学びの軌跡を残しておく事、
そしてミッションを意識して、そのことに関係しそうな疑問を追究していく学びをしていって欲しいと思いました。

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TCS2010年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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