特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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実験!実験!また実験!

今週は、疑問を検証するために実験 実験また実験です!
まず、最初は「石灰岩は削れやすく、チャートは硬い。
だから石灰岩は下流にはなく、チャートは下流にもある。」
という仮説を検証するための実験です。
実験1:「石灰岩とチャートの硬さ・割れ方について調べる」
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方法①石灰岩とチャートを釘で引っかく。
「石灰岩は傷がつくよ!」と見せてくれました。
石灰岩は傷がつくが、チャートには傷がつきません。

方法②ハンマーで叩いて割れるか調べる。
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破片が飛ぶと危ないのでゴーグルを付けて、軍手をしていざ実験!
ガンガンガン!!子ども達が交代で石を叩きます。
すると、石灰岩はこのように粉々に割れてしまいました。
チャートは中々割れずに、やっと割れてもパキン!
と鋭く割れることがわかりました。

この実験から子どもは、
・チャートを叩くときに煙のようなにおいがする。
・チョークみたいに文字がかける。
・チャートを叩くと火花が散る。   
という事に気づき、新たな疑問もわきました。
?1:石灰岩の中ってなんで黒いの?
?2:チャートってなんで色んな色があるの?違うものなの?
今度はこの疑問を解決するために
「石灰岩とチャートが何からできているのか」を
学ぶ事にしました。
石灰岩は炭酸カルシウムを主な成分とする堆積岩で、
フズリナ・ウミユリ・珊瑚などの死骸からできています。
チャートは二酸化珪素からなる堆積岩で、色の違いは不純物が入っているため。
放散虫の死骸が集まってできたもの。
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子ども達はお気に入りの2つの石が虫の死骸だと知ってビックリ!!
不思議そうに石を眺め、新たな疑問が出てきました。
「なんで海の底でできた石が多摩川にあるんだろう?」
「ほんとだぁ!なんでだ?」
すごくいい疑問がでてきました。
この疑問についてはもう少し子ども達に考えておいてもらうことにしました。

さて、石灰岩の主な成分の炭酸カルシウムは酸に弱いらしいが本当か?
実験2:「塩酸で石灰岩を溶かす」
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石灰岩とそうでない石を塩酸に入れるとどうなるか実験しました。
石灰岩を入れると、すぐに泡がボコボコでてきてアッいう間に
真っ黒になってしまいました。
チャート・砂岩・泥岩・閃緑岩を入れてみましたが全く変化がありませんでした。
子ども達は炭酸カルシウムの凄さに驚いていました。
続いては、実験3:「石がぶつかって小さくなる様子を調べる」ために
缶の中にレンガを入れ、3000回振ってみることにしました。
レンガに番号を振って、計測をしました。
200回振るごとに計測をしてどう変化するか調べます。

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計測するごとに少しずつ石が変化していき、子ども達も大興奮!
「すごいよ!小さくなってる」「4番はかけちゃったよ!」
そしてこれがその結果です。
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石が小さく丸くなっているのがわかるでしょうか?
コレには子ども達もおおはしゃぎ!
さぁ来週は、海にあった石がなぜ多摩川にあるのか?
このテーマのクライマックスに突入です!
果たして子ども達はどう考えてくれたのでしょうか??

LM

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