「く う ね る と こ ろ に す む と こ ろ」
新しいテーマ名を伝えると、二人ともまずは声に出して読むことを楽しみます。
「どういう意味だろう?」と訪ねると、
「家がなかったり、ごはんがなかったり、寝なかったりしたら、死んじゃう」
という意見が出ました。
さっそく、今回は『カラス』の、「喰う寝るところに棲むところ」を探究していくことを伝え、二人がカラスについて知っていることをイメージマップにしていきます。
身近な鳥だけに、たくさん情報があがります。
「自分の目でちゃんと見た物は黄色で囲っていこう」
という呼びかけで、次には
「目が合うとつつかれるんだよ!
・・・でも、ほんとかどうかは分からない」
と、客観的な視点で情報を捉えることができ始めています。
さあ、今度はこのマップをよーーーく見ていると
『喰う』『棲む』『見た目』『行動』
の4つに分けられると分かってきました。
それぞれ、『くう共和国』『すむ国』『みため国』『こうどう国』と名づけられ、色分けです。
「国を広げるために見たことや?(はてな)を思いついたらどんどん書いて行こう!」
さっそく、『見た目国』を広げるために、カラスがどんな姿をしていたか、思い出しながら絵を描きます。
「カラスの後ろってどんなだっけ?」「飛ぶ時、足はまげるかな?」
いざ、絵を描くとなると疑問がどんどん出てきます。
次の日は本物のカラスを見て、疑問点を確かめようと、スクール近辺を歩きます。
が・・・声は聞こえども、なかなか姿を見ることができません。
発見しても、たかーーーい木の上にいるので、細かい部分まで見ることができないのです。
探しに行く前に、「ゴミのところにいるよ!」と、
見当をつけて出かけたのですが、そのゴミがないので、仕方がありません・・・。
そこで、来週は、ゴミがたくさんある場所に出かける計画を立てました。
さて、どんなカラスが見られるのでしょうか??
YT