特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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東京コミュニティスクール

11/17シンポジウム「学びの多様化と私たちの選択〜子どもの学びに寄り添うために大人ができること〜」開催ご案内

[〜子どもの学び相談室〜ラーニング・リエゾンセンター ]開設記念シンポジウム

「学びの多様化と私たちの選択〜子どもの学びに寄り添うために大人ができること〜」開催のご案内

 

「子どもや先生と、どう向き合ったらいいのかな?」

「学校以外にも楽しんで学べる場所はあるのかな?」

この度、東京コミュニティスクール(TCS)は、子どもの学びについて悩む保護者を対象にした相談事業「〜子どもの学び相談室〜ラーニング・リエゾンセンター(LLC)」を開設しました。

東京都内の学校外の学び場に関する情報を元に、民間の立場から不登校や学びの多様化支援を行ってきた相談員による個別相談を日々実施しています。

LLC開設を記念して、フリースクール、オルタナティブスクール、一条校、公民連携して不登校支援を行うNPOなど、様々な学びの実践者を登壇者にお招きする、シンポジウムを企画しました。

TCSとほぼ同じ時期に「箕面こどもの森学園」を創立し、”スモール・スクール”を提言されている「認定NPO法人コクレオの森」前代表理事の辻正矩氏に基調講演をお願いしました。

また実践紹介として、

就業支援も含めた不登校支援を実践される「NPO法人文化学習協同ネットワーク(フリースペースコスモ)」の佐藤真一郎氏、

私立学校として社会に開かれたクリエイティブな学びを進める「ドルトン東京学園中等部・高等部」校長の安居長敏氏、

メタバース空間によるオンラインプログラム「room-K」や、行政と連携した居場所づくりなど、様々なかたちで不登校支援を行う「認定NPO法人カタリバ」代表理事の今村久美氏、

そして、TCS創立者であり、東京都内のフリースクールやオルタナティブスクール等80団体が加盟する「東京都フリースクール等ネットワーク」共同代表を務める久保一之が登壇します。

TCSが実施する「KATARU」プロジェクト(好きなことを自由に語れるプレゼンテーション)も、子ども・保護者・学び場運営者数名に、「私が選んだ学び」と題して語っていただく予定です。

講演やディスカッション、プレゼンテーションを通して、子どもの学びに寄り添うために大人ができることは何か、みなさんで思案する機会にしたいと考えております。

※本事業は、令和6年度WAM助成(独立行政法人福祉医療機構の社会福祉振興助成事業)を受けて実施しています。

 


申込みはこちらから(Peatixページ)


【タイトル】「学びの多様化と私たちの選択〜子どもの学びに寄り添うために大人ができること〜」

【日時】2024年11月17日(日)12:50〜17:00 ※12:20開場

【会場】ドルトン東京学園中等部・高等部 講堂

【参加方法】現地参加

【参加費】無料

【プログラム】

12:20  開場
12:50 [開会の挨拶、ラーニング・リエゾンセンター紹介]
[基調講演]

  • 辻正矩 氏(認定NPO法人コクレオの森 前代表理事、箕面こどもの森学園 前学園長)
[実践紹介、パネルディスカッション]

  • 今村久美 氏(認定NPO法人カタリバ 代表理事)
  • 安居長敏 氏(ドルトン東京学園中等部・高等部 校長)
  • 佐藤真一郎 氏(NPO法人文化学習協同ネットワーク フリースクール事業部 統括責任者)
  • 久保一之 氏(認定NPO法人東京コミュニティスクール 創立者)
[好きなこと語るべぇ「KATARU」(スピーチプレゼン)]

  • フリースクール等に通う経験がある児童生徒やスタッフ、保護者など

※過去の「KATARU」開催は専用サイトからご覧いただけます

[閉会の挨拶]
17:00  終了

 

【登壇者プロフィール】

◆ 辻 正矩(認定NPO法人コクレオの森 前代表理事、箕面こどもの森学園 前学園長)

1943年生まれ。大学で建築学を学び、卒業後、建築設計事務所に勤務。その後、大阪大学、大阪工業大学などで建築設計計画を教える。大学生の学習意欲のなさから日本の公教育のあり方に疑問を持つ。フリースクールの存在を知り、日本や海外のフリースクールを多数視察する。2003年にNPO法人『大阪に新しい学校を創る会』を立ち上げ、2004年に箕面市にNPO立『わくわく子ども学校』を開校、校長になる。2009〜2022年、『箕面こどもの森学園』学園長。多様な教育を推進するネットワーク副代表。共著『こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦』築地書館(2013)。単著『小さな学校の時代がやってくる スモールスクール構想』築地書館(2021)

 

◆ 今村久美(認定NPO法人カタリバ 代表理事)

慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラムの提供を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降は、経済的事情を抱える家庭に対するオンライン学習支援やメタバースを活用した不登校支援を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。こども家庭庁こどもの居場所部会委員。東京都学校外での子供の多様な学びに関する有識者会議委員。東京大学経営協議会学外委員。朝日新聞パブリックエディター。石川県令和6年能登半島地震復旧・復興アドバイザリーボード委員。

 

◆ 安居長敏(ドルトン東京学園中等部・高等部 校長)

1959年滋賀県生まれ。大学卒業後、滋賀女子高等学校に赴任。2002年、教員生活20年を区切りに起業。友人とコミュニティFMを滋賀県内に2局設立。運営・番組製作・DJをしながら、個人でITサポート事業を始める。2006年、再び学校現場に戻り滋賀学園中学高等学校で学校改革に取り組む。校長就任後は学校と企業・地域をつなぐPBL×ICT教育を構築。その後、沖縄アミークスインターナショナル小中学校長を経て、2019年の開校に合わせドルトン東京学園へ。同校参事から2020年副校長、2022年から校長。周囲からは《変化を楽しみ・つくる人》と呼ばれている。

 

◆ 佐藤真一郎(NPO法人文化学習協同ネットワーク フリースクール事業部 統括責任者)

1974年、東京都生まれ。法政大学卒業後、99年よりN P O法人 文化学習協同ネットワークに勤務。不登校の子どもたちの居場所「フリースペースコスモ」の専任スタッフを12年間つとめ、体験的な学びの場づくり、居場所運営を経験。その後、同法人の生活保護世帯支援事業、地域若者サポートステーションなどの若者支援、青少年施設などの幅広い分野の子ども若者支援事業を担当。2018年から法人のフリースクール事業部統括。

 

◆ 久保一之(認定NPO法人東京コミュニティスクール 創立者、東京都フリースクール等ネットワーク 共同代表)

大学卒業後、大手サービス業にて主に人事・教育に携わった後、創業して幼稚園から小学校、中学校、高校向けに教員のリクルーティング事業等を行う一方で、ビジネスコンサルタントとして、数多くの大手企業のリーダー育成プログラムの講師を務める。
それまでの経験から、学校教育、特に初等教育において新たな選択肢が必要だと考え、2004年に全日制マイクロスクール「東京コミュニティスクール」を創立。

2019年には、東京都内のフリースクール、オルタナティブスクール等が連携して活動する「東京都フリースクール等ネットワーク」設立に参画し、共同代表に就任。
NPO法人東京コミュニティスクール理事長退任後は、裏方としてスクールの学びを支えながら、「一般財団法人TQ Boost Foundation」を設立し、“学び続ける人、創造し続ける人”が安心して学び、何度でも挑戦するための後押しにも力を注いでいる。

 


申込みはこちらから(Peatixページ)


 

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