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「We love 遊」4年生 テーマ学習 概要

【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは時代の流れの中で生きている。

<テーマ概要>

しゃがみこんでは砂いじりをし、水に入れば足をバチャバチャさせる。落ちているものを見つければ思わず蹴るし、何かをつかまえようと走り回ったりする。誰かに習ったわけではないけれど、人間なら誰しも幼少期から”体をつかって遊ぶ”ことを知っています。

一方で、ルールをつくったり駆け引きをしたりと、知恵を使いながら”道具や場所を活かして遊ぶ”ことも、知っています。

「動物としての本能的な遊び」と「人間としての発展的な遊び」。

この2つの間を往来しながら、わたしたち人間は子供から大人に至るまで「遊び」という存在と共に成長してきたといっても過言ではないでしょう。

だからこそ、「遊びの内容」も「遊びの意味合い」も、年を重ねるごとに変化を遂げていくということは、明白です。だとすれば、どの年代の人たちも同じステップを踏み、みな一様に同じ遊びを経験しながら成長を重ねていくのでしょうか?

そこで今回のテーマでは、自分たちがいつも遊んでいる「こどもの遊び」について考え、自分の身近にいる家族が、自分と同じ歳の頃にどのような遊びをしていたのか、

3世代(祖父母・親・自分)に亘って比較をし、世の中の動きを探っていきます。そこから「変化したもの」と「変化しないもの」が浮かび上がってくるなかで、実はその裏に、「時代背景」や「歴史」という大きな存在が絡んでいることに気がついてくるでしょう。「遊び」と「歴史」の関係性を照らし合わせることで、それが今の自分たちにどうつながっているのか、紐解いていきます。

祖父母が謳歌した時代・昭和、自分たちが生まれた時代・平成、そしてこれから自分たちがつくっていく時代・令和。この3つの時代の中で起こった歴史上の出来事や生活の変化、遊びとの関係性を表現すべく、今回はキッズゲルニカとしての制作に挑戦していきます。「一枚の絵」で、連綿と続く3つの時代をどう表現していけるのか。遊び心を持ちながら探究してまいります。

 

MK

(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2021年度 年間プログラム(PDF)運用版
テーマ学習一覧表(実施内容)

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