【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】見れば見るほど見えてくる。
<テーマ学習 概要>
普段遊んでいる公園や、歩き慣れた道、そこにはあまり目に止まることのない草や木などの植物が存在しています。
そんな街の様子もじっくりと見てみることで様々な発見や気づきがあります。大きなビルも見方を変えれば形が違っていたり、道端の植物も季節によって色を変えるなど、気にしてみたり視点や観点を変えて見ることによって見え方や捉え方が変化していきます。
例えば、道端の植物も科学的な視点で見ることで、そのものの特徴が見えてきたり、建物であればそこに存在している構造や機能が見出されてきます。意識して見ていなかったものをあえて意識して観察してみることで気づかなかったことや新たな発見があるものです。興味関心を持って見てみましょう。そこには新たな発見と驚き、そして自身で感じる面白さや興味関心が自然と深まっていくでしょう。
今回のテーマでは身近な紅葉山公園の自然の中に静かに佇み存在している「植物」、その中の「葉」に焦点を当てて観察していきます。ただ観察するだけではなく何度も何度も観察を重ねることで、気づいたことや発見したことを記録していき、さらには「なぜこんな形をしているのかな?」「なぜこんな色をしているんだろう?」と疑問と発見を繰り返していきながら視点や観点を変えて探究していきます。そして収集した沢山の「葉」を科学的な視点と観点で分類し、オリジナルのマップとして製作していきます。観察を重ねていって、見えていなかったものが少しずつ見えてくる、そんな根気強さや多彩な視点と観点が試されるテーマです。
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2021年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)