「『紅葉山』見っけ隊」G1テーマ学習 レポート３

さて、（スクールとオンライン授業の）ハイブリッドが再開されてのテーマ。みんなで集まるのがもう１ヶ月ぶりくらいになってしまいましたが、おうちでもぐるぐると動かし続けてきたアンテナをさらに加速させ、稼働させていきますよ〜。

ということで、さっそくセントラルアイディアのふりかえりから。

これまでの”おうち”という「場」から、”紅葉山公園”という「場」に拠点をうつして、さらなる発見をくりひろげていきます。

「はやく探検しにいこう！」と、ウズウズしている子どもたち。自分たちは探検隊であるという自覚がしっかりと芽生えています。

と、ここでこんな質問をしてみました。

「じゃ、探検家ってどんな人のこと？」

「自分たちの目標を探す人」
「アンテナたてながらあそぶ人、ジャンケンする人」
「エルマーみたいな人！」

エルマーが出てくるあたり、ちょうど「読む」の時間でふれている作品に感化されている様子が伝わってきますね！

探検隊とは、無茶するのではなく、未知の場所だからこそ自分で安全を意識するのだ！ということを、改めてみんなで共有。そのあと、「探検で気をつけるべき点（行動規範）」を話し合いました。

スタッフが「こうしてほしい」というポイントを伝えるのももちろん大切ですが、キッズたち自身が「こうしたらいいのでは」と思うことを、自分たちで考えることに意味があります。

それらをみんなで確認し、いざ紅葉山公園へ出発！

それは、「一人で探検する」こと。自分のアンテナが「ピコーン」と動く場所を大事にしてほしいためです。

そのため、公園の地図を一人一枚もつこと。アンテナが動いたら、じっくり観察し、忘れないために手帳に書いてメモしていくこと。これがミッションです。

しかし、

「お化けが出るかもしれないから、こわいよぉ（半分泣きそう）」
「なんか、ひとりはいやだな・・・（スタッフのあとをついてくる）」

最初はそんなところからスタートしました（笑）

Gくん：「あ、なんか上に地球っぽいのがある！」
 

人目を気にせず、見つけたらすぐにメモします。
 

橋の上にて。Nさんの姿勢、すごい！
 

遠くにぽつんと座って書いているのは、、、、Kさんでした！
 

じっくり座って観察中のYくん。
 

GくんとRくんはベンチに座ってメモメモ。文字の教え合いっこをしていました。ほほえましい。
 

さて、「スクールに戻るよー！」と声をかけ公園をあとにしようとしていると、

「あれ？なんかクイズ書いてあるよ、なにこれ！」と気づく子どもたち。

「なんかめくれるようになってる！」
「数字が書いてる！！」

「うわーーーーーー、こっちにも、こっちにもあるーーーー！」
「グリーンアドベンチャーって書いてある！」

スクールに戻ろうとしていたのに、また公園の中に戻ろうとする子どもたち（笑）

気になるよね、気になることどうやったらわかるだろう？

ということで、ひとまず人に聞いてみることにしました。よくみると、公園の駐車場に警備員さんが駐在しているところがあります。

私たちが前でしばし作戦会議していたので、それに気づいた警備員さんが出てきてくれました。でもスタッフが聞くのではなくここはキッズ隊員にお任せ。

Sくん「すいませーん、公園にあるグリーンアドベンチャーって知ってますか？」

警備員さん「いやー、わかんないねー。ごめんねー」
「ありがとうございます」

「わからなかったね」と子どもたちに言うと、
「だったら、また別の人に聞けばいい！」とRくん。

おぉ、無意識かもしれませんが、これこそがレジリエンス。頼もしいぞ！

まずはインタビューの第一歩を踏み出せました。

スクールに戻って、自分たちが見つけたものをみんなにシェア。
どんな形？色？大きさ？数は？　みたものをより相手にわかりやすく伝えるために、Formに着目して語っていきました。

子どもたちの中から出てきた案をまとめてました。

ということで、今週最後は自分が紅葉山公園の中で一番おすすめしたい、あるいは気になってる、おもしろいと思うモノや場所について、アンテナをぐるぐるさせていきます。

来週は、いよいよ初めてのプレゼンテーションを控えています！！

ドキドキですが、さて、どうなるかお楽しみに！