【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】情報を読めば読むほど未来が読める。
<テーマ学習 概要>
私たちの生活とは切っても切れない関係にある「天気」は、時として恵みをもたらす一方、時として甚大な被害ももたらしてきました。狩猟や漁業、農業を生業とする古代の人々にとって天気を予測することは今以上に重要なことであり、そのため天気予測の歴史は紀元前まで遡ります。
空や雲のパターンから読み解く経験的なものであった天気予報は、19世紀以降の気象学や計測技術の発展に伴って目覚ましい近代化を遂げてきました。私たちはそうした天気予報をもとに、その日の服装や持ち物を変えたり、予定を決めたりしています。第一次産業はもちろん、第二、三次産業においても天気に合わせた販売計画を立てたり、仕入れを行なったりしており、社会において「天気予報」は大きなをもち、活用されています。
今回のテーマ学習では「情報に基づいた予測」を行うために、身近にある「気象」の予測に焦点を当てて探究していきます。人類が気象学の発展とともに解き明かしてきた「気象のメカニズム」について理解することからはじめ、得た知識を使うことで、多方から集められた気象データを複合的に読み取ることに挑戦していきます。自分たちが読み取った情報の解析・解釈し、予測につなげていきます。そしてプレゼンテーションではその予測を必要とする人にむけて「伝わる天気予報」に挑戦します。
KO
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2021年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)