【学年】５年生 ６年生
【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは多様性の中に生きている。
<テーマ学習レポート>
「日本のなかの世界」(3)
互いの異なりを理解し、積極的に活かしていく社会が中野からどう見えてくるか。異なりを知ること、同じ空間に存在していることを知ること、そして、知ったことをマップという形で表すことを目指していきました。
その一方で、マップを作るからには、自分が作りたいという思いを込めたい。観光協会の宮島さんのアドバイスが思い出されます。歩きまわり、街ゆく人やお店を観察してきた視点で、作ってみたいマップを挙げていきました。誰でも利用できる公園マップ、外国から来た人が営業しているお店マップ、外国の人に知ってほしい日本のお店マップ、外国語で書かれたメニューのあるお店マップ、人通りの少ない裏道マップ、散歩やジョギングをして街の様子がわかるコースマップなどが出てきました。
自分がつくりたいと思うものを決めていくうちに、日本のお店、外国料理店、公園を休憩所にしたジョギングコースの３種類にまとまっていきました。マップに何を載せるか、調べたりないところを補うため、チームに分かれてもう一度まちへと最終調査に繰り出しました。
外国料理店が多い中、入りにくい店やインタビューを断られる店もあった中で、気軽に話に応じてくれて自分たちのために時間をとってくれたお店には自然と思いが入ります。特に外国人の店員さんと話せたことは日本との異なりを知るいい機会となりました。
AN
——
（参考） TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版