【学年】3年生4年生
【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】 元気の源は栄養にあり。
<テーマ学習レポート>
「からだに栄養・こころに栄養」テーマ外出編「人体展」
みんな待ちに待った「特別展 人体−神秘への挑戦」。KIDSたちも僕もとても楽しみにしていたので、出発前から、かなり興奮と期待をしていました。
上野の科学技術博物館が近づくにつれて、KIDSたちも興奮MAX♬
いざ入ってみると、入り口から大勢の海外の人や日本の人でごった返していました。
子供たちはその光景に、最初は圧倒されていましたが、入り口にあった人体の解剖絵図(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)に好奇心のスイッチが入ったのか、「ねえねえ!!もう見に行っていい??」と逸る気持ちを抑えられずにいました。
まず中での行動の注意点や鑑賞時のポイントを伝えました。
そしていよいよ館内へ! KIDSたちの探究と学びがスタートしました。
と、ここで館内のKIDSたちの様子をお伝えしたかったのですが、実は撮影禁止だったので、画像の掲載は後半の撮影OKの部分のみとなります。
さて、館内では、人の身体の内臓器官や骨格が展示されていて、本物の人間の各器官がホルマリン漬けにしてあり、KIDSたちは恐る恐るではありましたが、じっくり観察していました。
中には「ワックスモデル」や「キンストレーキ(紙で製作されている希少な人体模型)」の前で、必死に難しい医学用語や模型のデッサンをしているKIDSもいました。
その光景を見ていた他の来館者の人たちからは、「展示物を見るよりここの小学生の書いているのを見ている方が楽しい!」「小学生なのにこんな難しいことをノートに書いてるよ!!」と驚きの声が聞かれるほどでした。
鑑賞時間は約2時間だったのですが、それでも「足りないー!!」と言うKIDSが、たくさんいました。実際、僕自身ももっと見たかったです!
「特別展 人体」紹介ニュース
後半のほんのわずかな撮影OKの場所でも、KIDSたちにとってはめちゃくちゃ楽しい展示物♬ 何と言っても、レゴで出来ている「タモリさん」ですから!
その「タモリさん」も、腹内部が見えていて、KIDSたちはレゴで出来た消化器官にかぶりついて見ていました。
「ネットワークシンフォニー」ブース
いよいよ最後の展示ブース。
ここに来て気づいたKIDSも何人かいましたが、実はこの最後のブースはまさに今、テーマ「からだに栄養・こころに栄養」の神髄の場所。
僕自身も医学の分野で忘れてはいけないことを再認識させられた場所になりました。
ここに入った瞬間、テーマのセントラルアイデア「元気の源は栄養にあり」がストン!と身体の中に落ちていきました。
からだ と こころが会話しているんです!!
「人体のネットワークシンフォニー」動画もありますが…
とにかく「からだ」と「こころ」の相互関係が重要なんです!!
見学後に現地で子ども達とふりかえりを行なった時、何人かのKIDSに動画「人体のネットワークシンフォニー」の感想を聞きましたが、ほとんどのKIDSは「綺麗」「ロマンチック」「暗かった」というコメントで、ピン!!と来たKIDSは少なかった様子。
ですが、今みんなは、まだ学びの途中。いろんな知識や探究で頭がいっぱいです。あとでこの動画を見て、「あーーー!!」と気づいてくれるといいなと、心の中で叫んでいました🎵
2時間近く鑑賞して来たのに、この元気!!
KIDSたちの、興味の扉は閉じることを知りません🎵
そして。。。
最後は「シロナガスクジラ」の前で記念撮影🎵
「シロナガスクジラ」は地球上に生息している最大の生き物です。この模型は実物大で、海面で酸素を取り込み、これから深海へ深く潜っていこうとしている雄大で壮観なシーンです。(実はクジラ好き)
今、3、4年生も荒れた海原で必死に泳いでいます。これから徐々に気持ちを落ち着かせ、この「シロナガスクジラ」のように大きく深呼吸をして、いざ深海へと挑んでいく状況です。
3、4年生のKIDSたちには、どんな荒れた海だろうと、どんなに厳しい波だろうと、「シロナガスクジラ」のように乗り越え、雄大で強大に成長していって欲しいと思っています。
(実は僕はこの3、4年生のKIDSたちと「シロナガスクジラ」が大好きなのでした♬)
「最高のテーマにするぞー!!」と誓った瞬間でした♬
テーマ学習はは後半戦へと続いていきます…..
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2018年度 年間プログラム ・ テーマ学習一覧表(実施内容)