演じながらシナリオをつくってゆきます。どんな科学的事実をストーリーにまぜて、整合性あるストーリーに仕上げてゆくのか……

[5・6年生]T2-5

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"> 宇宙 SF 劇 – 東京コミュニティスクール

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宇宙 SF 劇

タイトル: 銀河鉄道に乗って
探究領域: 時空因縁
セントラルアイディア:創造の原動力が想像である。

[5・6年生]

科学的な知識もたくさん頭に入ってきて、ストーリーの流れについても、ああでもない、こうでもないと複数のアイデアが出てきました。ただ、まだ一貫したストーリーはまだ構築されていません。面白いエピソードの断片が山のようにたまってきましたが、残り2週間しかありません。そろそろ清水の舞台から飛び降りた気持ちで「えいやあ!」とまとめる決断をしなければなりません。

先週、意味のある停滞期の中で、さんざん悩んだおかげで、糸口は見えてきました。糸口が見つかれば、そこから糸を伸ばしてゆけるはず。ということで、実際に演技しながら、ストーリーの糸を伸ばしてゆくことにします。

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大半の演技は、宇宙空間で繰り広げることにする。しかし、いきなり宇宙空間に出たシーンからだと、どうしてここに脱出してきたのか観客にわからない。さらに、登場する人たちが、何らかのミッションを帯びたプロフェッショナル宇宙飛行士なのか、宇宙移住のためにロケットに乗り合わせた一般人なのかによって、話の展開が変わってくる。

「主人公は、プロの宇宙飛行士たち。第二の地球を探すというミッションがあるということにしよう」

この「糸口」をきっかけにとりあえず、宇宙の場面から「即興」的に劇を始めます。7人の子どもたちが、勝手にそれぞれのキャラクターを演じてゆく中で、メインキャラクターを誰が演じ、そこにどうサブキャラクターがからんでくるか決まってきます。

こうして演じてゆくうちにあら不思議。面白いアイデアがたまたま生まれて、それを組み込みながら一つのシーンができあがります。

シーンが1つできあがると、そこからちょっとずつ「整合性」をつけながら前後にストーリーをのばしてゆくことができます。

なぜ宇宙に出てきたのかがこのシーンの前に必要。地球を脱出しなければならない必然性をこのシーンの前で見せないといけない……さあ、どうするか、みんなで作戦会議です。

「ここはナレーターにした方がいいね」
「うん、そうすれば、見ている人に伝わるしね」

上演時間は15分間しかありません……とはいえ、しょぼいお話にはしたくない。スケールの大きい話にしたい。ただ、あれもこれも盛り込みすぎると、あっという間に時間オーバー……そこで、ナレーターによる流れの説明を効果的に入れて、うまくモンタージュして、前後のシーンをつなごうという算段です。

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こうして、まるでジクソーパズルのように、ワンピースずつシーンが埋まってゆきます。すると……

「ねえ、これ本当にこうなるの?」
「前の部分と合わないよ」
「ここなくてもいいよね」
「セリフがこうなるはずだよ」

それぞれ気づいたことをタイミングよくぽんぽんと出しながら、何度も演じ直してみます。演じ直すだけでなく、改めて「科学的事実」を確かめてみると……いくらフィクション的要素が強いと言っても荒唐無稽すぎる。これだとなんかただのお子ちゃまはちゃめちゃ劇で、リアルな感じが出てこない。さあ、どうするか……

「じゃあ、おまえこれ調べてみて」
「よし、じゃあおれは別のこれに当たってみる」

それぞれが有機的に自分の役割を果たし、動きます。

「ひらめいたあ!」

ホワイトボードの前に集まり、ひらめいた子の説明に耳を傾けます。熱心に説明されるアイデアに、「だったらこうしたら」というアイデアが加わったり、「それっておかしいところがあるかも」という修正が入ったり、なんとも熱い、熱い激論が交わされます。

そして……

「じゃあ、やってみよう」

新たなアイデアによってシーンを組みかえ、演技開始。またまた「即興」的にセリフを発してみます。

「それいいじゃん!」

思わず口に出てしまったセリフが見事にその場の状況を現す迫真のものになっているじゃないあですか。これはねえ、本人が言っているんじゃない。「場」が言わせているんですね。降りてきたっていうやつですよ。

やがて、またまた1つのシーンが見事に出来上がり、パチリとピースが埋まります。こうなるとますます盛り上がってきますねえ。でも、時間もおしている……果たして間に合うのか。

「大丈夫、うちでまとめ直してくるから」

おお、率先してホームワークですか。すばらしい。さあ、残り1週間、怒濤の最終週をいざ突っ走ろう。

RI

TCS2015年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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