特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

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中野の未来ビジョンを考える

タイトル:東京発見伝
探究領域:時空因縁
セントラルアイディア:「地域には欠かせない機能とかけがえのない特徴がある。」

[3・4年生]

今週からはいよいよ中野の未来ビジョンについてアイディアを出し合いディスカッションを始めていきます。 
今まで中野の”まち歩き”を通して発見してきた中野の特徴や変化をもたらしてきた時代のターニングポイントなどを思い出しながら、今の中野にあるこれからも”保つ”魅力と新たに”創る”まちの魅力について考えを出し、それらを深めていきました。 
 
「観光客もたくさん来る中野だからもっとまちをキレイにしたい。それには中野は落書きが多すぎるでしょ?でも落書きを全部消すのは大変だから、目印になるような面白い落書きを探してチャックして次の落書きに進む、みたいなオリエンテーリングにしちゃえばいいかなって思った。」 
 
「中野区のまちづくり計画にもイベントをもっと増やしていくって書かれているからね、中野らしさを活かしたイベントを考えてみたんだ。5丁目にあった5つの商店街が合同でお祭りをやったら面白いんじゃない?」 
 
「TCSフェスタの拡大版みたいに中野区のいろんな学校が集まってパフォーマンスしたり、プレゼンしたり、お店を出したりしたらいいんじゃない?学校のPRにもなるし中野区にも観光客が集まって一石二鳥でしょ?」  
 
「人口スキー場もいいと思うよーー」
 
「ぼくがイメージした20年後の中野はコンビニでロボットが働いてて、屋上には防犯ロケットがあって事件が起きたら犯人を追いかけていって警察に知らせるんだ。」
 
「それはすごいね(笑)」
 
「しかも住宅は空に浮いてるんだよ。」
 
「ぼくが考えたのは子どもからお年寄りまで楽しめるガイドさん付”中野歴史ツアー”だよ。この前ODD(心)で行った近くのパワースポット巡りとかサブカルチャーの聖地ツアーとか色々なツアーが企画できそうだよ。」
 
「車を持っている人が少なくて、自転車を持っている人が多いのが中野の特徴だからそれを利用した”中野チャリンコ計画”で中野をエコタウンにしようと思うんだよね。」
 
「エコつながりでいくと”サイン”や”看板”を木製にするのもいんだけどなぁ。」
 
「でも火事のリスクも高くなるんでしょ?」
 
「たしかに・・・」
 
「中野にある色んな歴史を3Dプリンターで縮小版の”歴史テーマパーク”を作って中野に来た人に知ってもらうってどう?歴史も知れるし学びにもなる体験コーナーも作るよ!」
 
「障害者やお年寄りに優しいまちにするために”音声案内”や”点字”を色んな所に増やす!」
 
ほかにも沢山のアイディアが出てきましたが、ここからは一つ一つのアイディアをじっくり見て絞っていったり、ディテールにこだわってシュミレーションしてよりアイディアに磨きをかけるディスカッションを行ないます。
さあ来週末のプレゼンに向けてラストスパートです!
    

YI

TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。

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