「裁判官」のように
判断するにはどうする?
積み重ねた実体験や
学んだ知識に基づいて
「判決」を下すための
「評議」を行いました。
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判断するにはどうする?
積み重ねた実体験や
学んだ知識に基づいて
「判決」を下すための
「評議」を行いました。
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判断するにはどうする?
積み重ねた実体験や
学んだ知識に基づいて
「判決」を下すための
「評議」を行いました。
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正しく判断するには…

思考のスタイルがだんだんと「裁判」に影響されてきた子どもたち。
日常生じる事態、たとえば、何かをこわしてしまった場合……
「反省の色が見えないから厳しい判決かも」
「わざととは認めにくいから重く罰するわけにはいかない」
というように、裁判での判断基準を適用し始めています。

正しく判断するには…_01 正しく判断するには…_02

もはや与えられた「テーマ」ではなく
「自分は、裁判官のように判断することが可能か?」
という「主体的に選び取った課題」を追究しようという気持でいっぱいです。
そこで、実際の裁判官になりきり、ここまでの貴重な実体験と、資料で学んできたことを
総合的に活用して、実際の「ケース」について「判決」を下すことにしました。
題材は、北尾トロさんの話題書『気分はもう、裁判長』からとらせていただきました。
選んだ「ケース」は、金欲しさに強盗におしいったものの
被害者となった老人に抵抗されたために、持っていたナイフで刺し殺してしまった
という「殺人事件」です。

最終弁論において、検察側は、金欲しさに盗みに入ることすら言語道断である上に
ナイフを持っていたということは「殺意」があったと主張し、「無期懲役」を求刑しました。
これに対し、弁護側は、罪を認めた上で、生活苦の中でやむにやまれずお金を盗もうと
考えたことと、老人が思いのほか激しく抵抗したために、腕力に自信がない被告人は
所持したナイフを振り回し、結果的に殺してしまった。だから殺意はない!と主張し
情状酌量を求めました。

正しく判断するには…_03 正しく判断するには…_04

子どもたちはこれまで学んだことを総動員して
「裁判官だったらどう判断する?」という「課題」に挑みます。
大人の裁判員顔負けの「評議」が始まります。
検察の出した「無期懲役」という求刑が相当かどうか考えるために
「ポイント」を洗い出したところ5つ出てきました。

「被告人は最後の発言で、出所したら被害者の墓参りしたいって言ってた」
「ということは、反省していると考えていいかな」
被告人は十分反省しているというのがポイントの1つ目。

「殺意がなかったかどうかが最大のポイントでしょう!」
検察側の言うように「殺意」があったと考えるべきか
それとも「弁護側」の主張を「合理的」とみなすか……
殺意の有無がポイントの2つ目。

「前科はなかったんだからあまり厳しくするのはどうかな?」
3つ目のポイントとして、被告人は初犯であることから
どうしようもなく追い込まれたという心情を読み取りました。

「でも、あんまり軽いと強盗殺人してもこんなもんって思われない?」
ポイントの4つ目は、先週、傍聴した時に裁判長が強調していた
「社会に及ぼす影響」でした。

「墓参りしたいって言ってるんだから、ちゃんとやり直そうって思ってるんじゃない」
最後のポイントは、「更生」の可能性でした。

正しく判断するには…_05「なかなかいいポイントが出てきたと思うよ。
それでは、これらのポイントをふまえて
今週末は各自、判決文を書いてきてください。」
本当の裁判官と同じ作業を「宿題」と
しました。

「主文、被告人〇〇を ( 量刑 ) に処す
からスタートして、5つのポイントを考慮して
判決理由を説明しよう!」

模擬裁判や傍聴したとき、「判決文」がどんなふうに
書かれていたか思いだし、大体の流れを確認しました。

さあ、来週火曜日14:00、CS地方裁判所3A法廷で、重大な「判決」が下されます。

RI

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