[5・6年生]
今週は駄菓子カフェでどのような商品を扱いたいのか話し合っていく所からスタートしていきました。
商品開発会議です。
競合店の視察もかねて近所にあるコンビニを偵察。すると意外なことに数種類の駄菓子が置いてあることに気付きました。
「あ!駄菓子売ってるよ。結構あるじゃん。むむむ。これは競合だね。」
「うまい棒もある!ビッグカツもあるじゃん。」
「でも考えようによっては、駄菓子好きの人がこの近所には多いかもしれないぞ!」
さて、コンビニにも駄菓子が売られていることが分かったところでオリジナル商品の開発にむけていくつかの商品を選んでみました。
「アイスとジュースを混ぜたらどんな味になるかな?」
「ピノと合いそうなジュースはないかな?それぞれこれが合う!って思うのを選んでみよう。」
「アイスの実もジュースと合わせるとおいしいんじゃないかな?」
「よし!試してみよう。」
スクールに戻ってピノとアイスの実(グレープ味とオレンジ味)とそれぞれに選んだジュース(コーラ、三ツ矢サイダー、カルピスウォーター、オレンジジュース、ドクターペッパー)を様々に組み合わせて試食(飲)してみました。
すると意外なことにどれも結構イケることが判明!
「あー!ピノとサイダーかなりうまい!!」
「これイケるなーー。ピノのチョコが溶けて中のアイスが混ざってフロートみたいでおいしい。」
「アイスの実とカルピスウォーターもかなりうまいぞ!」
「ドクターペッパーはちょっとなー。。。」
「オレンジジュースとピノもちょっと微妙かな。」
頭で考えているだけでは分からない。行動して初めて分かることがたくさんありますね。
「よし。この飲み物はお店で置くことにしよう!」
翌日はお菓子問屋の下見に出発。
どんな商品を置いたらお客さんが喜んでくれるかまずは下見をしてイメージを膨らませなくてはなりません。
問屋さんでは小売りはしていないのである程度まとまった数量で購入する必要があります。
「うまい棒は絶対置きたいんだけど30本単位で売ってるんだね。これだとたくさんの種類は買えないなぁ。」
「私は”まけんグミ”は人気があると思うんだけど100個ずつ買わなきゃいけないんだね。」
以前もテーマ学習で問屋街を見てまわったことがありますが、実際に小売りするために問屋を訪れたのは今回が初めてです。
「でも問屋さんて本当に安いんだねー。1.5ℓのサイダーが132円だって!」
「すっぱいレモンガムはおすすめだよ!3つの内1つ超すっぱいガムが入ってるから面白いでしょ!”楽しくて気軽に来れる店”っていう店のコンセプトにも合うよ!」
「うまい棒は色々あるけどまず初日はなかなか手に入らない”牛タン味”にしてみようよ!でもおいしいかどうかその前に試食しないとね!」
「グルグルゼリーも冷やして食べたらうまいんだよなー。これは大人も子どもも好きだと思うんだよな。」
色々な駄菓子の種類や金額を記録してスクールに戻り、最初の仕入れ計画をたてて、いざ来週の開業に向けてどんな仕事があるのか一つ一つ確認していきます。
開業までやることが山積みですが大変さ以上に自分たちのお店を開くことにワクワクしている子どもたち。
開業準備は6年生の2人で進めなくてはならないので大忙しですが、どんどん役割を決めていきます。
「看板作りやメニュー作りは私がやるね!」
「じゃあおれは遊びコーナーの準備するよ。くじ引きも用意しよう。」
「あとは買い出し行くのと、テーブルとか椅子をどうするかも決めないと。」
さあ来週中に開店できるように張り切って準備を進めよう◎
YI
※TCS2014年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。