特定非営利活動法人 東京コミュニティスクール

東京コミュニティスクール

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東京コミュニティスクール

Academics(教科領域)

1.Language(日本語)

日本語という言語(Language)を学ぶ時間。 「読む(read)+読書(book)」「書く(write))「ことば(vocab)」の3分野に分けて学びを構成しています。

【読む(read)】

1冊丸ごと読むブックレポート形式の授業。すべて音読し、ことば・内容の理解をはかりつつ、表現上の特徴を味わい、自分・世の中とのつながり、歴史的背景を考え、解釈できるようになることを目指します。

【読書(book)】

TCS必読百冊から読みたい本を選び、誰とも一切話をせず静読する。楽しんで読書する姿勢を育てます。

【書く(write)】

~ 筆写道 ~ 毎日、落ち着いた心で珠玉の言葉を丁寧に書き写します。 〜 Creative Writing 〜 自由に創作する楽書き。書くことは楽しい、楽しいから書ける、もっと書きたいから工夫したいという姿勢を育てます。 〜 行事作文 〜 キャンプやフェスティバルなど、イベントについてふりかえり作文を書きます。 ~ Logical Writing ~ 確かな論拠とともに自分の主張をまとめるトレーニングを行います。 ~ 書評 ~ 自分が読んだ本について書評する。i-padでブックトレーラーとしてまとめ、発表します。

【ことば(vocab)】

はじめは「ひらがな・カタカナ」を学び、その後、自作プリント教材で漢字の成り立ちに注目して、漢字を学びます。

2.Language(英語)

英語クラスでは、子どもが英語に親しみをもつことに重点を置き、自分で英語のフレーズを創り上げていくように指導し、基本的な単語を組み立てて表現することで、英語を使う力をより確かなものにしていきます。英語学習プログラム「Speaking Training」も一部取り入れています。姉妹校のFitzroy Community Schoolで開発されたフィツロイ・プログラムに沿って英語を読み進めていくことについては、従来通り継続するとともに、iPadの読み書きソフトの活用も続けます。ゲームやクラフト、ソフトウェアやストーリーの要素をとり入れることで、子どもが発する英語を正していくことよりも、自分なりに英語を使っていこうとする姿勢を促し、実際にその機会を多く設けます。

3.Language(IT)

IT(Information Technology)は、「プログラミング<操作>」、「マルチメディア<表現>」、「ユーティリティ<実用>」、の三つの領域と様々な他の学びを関連付けて学ぶ、「つくってつなげる学び」です。ITを「創造的」に活用することは、作業の効率を高め、試行錯誤のチャンスを増やし、表現の幅を広げ、成果の精度を高めることにつながります。

4.Mathematics(算数)

【ひと算(ひとりで学ぶ算数)】

自分自身で見通しを持ち、自分のペースで学習を進めていくことを目指す、個人学習の時間です。

【みん算(みんなで学ぶ算数)】

みんなで算数を探究していきます。机上だけでは、イメージのしにくい問題を実際に試してみたり、互いに意見を出し合いながら公式を読み解いていったりしていきます。日常で体験したこと、他教科やテーマ学習で学んできたことと算数をつなげていきます。  領域構成においては、学習指導要領と同じく、「数と計算」、「量と測定」、「図形」、「数量関係」として、思考すること、様々な方法で表現していくことを身につけていきます。

5.Science(理科)

自分の眼で観察し、手を動かして実験する体験を通じて理科の知識を深めていきます。  テーマ学習に関連した実験を中心に、実験器具の操作の仕方、科学的検証の進め方について学びます。  実験はすべてあるミッションを達成することを目指して行われ、結果と考察を毎回レポートとして提出し、科学的に考えていく力を育てます。

6.Arts(アート)

言語を中心としたクリエイティビティを育むテーマ学習と並び、子どもたちのクリエイティビティを発揮する時間として、アートは位置付けられています。テーマ学習に関連した内容を取り入れつつ、対象をじっくり観察し描写する・道具を正しく安全に使う・全身で思いっきり表現する経験の場となるよう心がけています。

7.Arts(音楽)

アート同様、子どもたちがクリエイティブを発揮するとともに、継続的にレベルアップしていくための時間として、音楽は位置付けられています。そして、生涯にわたって音楽を楽しむ力を身につけることを目標として活動を行います。  主な活動は歌唱を中心に活動しますが、器楽、鑑賞、創作といった活動も行います。器楽活動では低学年は鍵盤ハーモニカ、高学年はソプラノリコーダーも加えて演奏します。また、他の学習と関連付けながら、音楽を生活と結びつけられるような内容も行います。

8.Arts(書道)

後期のみ行われるクラスで、テーマ学習をはじめとする多くのクラスが「動」だとすれば、書道は「静」。心を落ち着けて集中して取り組み、技を習得するための時間です。手本を忠実に書く「臨書」にこだわる一方で、書き初めでは、自分が好きな字を一文字選んで大胆に表現することが、毎年恒例になっています。

9.PSPE(体育)

TCSでは小学生時代の健康な心とからだづくりを大切にしており、一般の小学校よりも多めの時間を配当し、生涯にわたる健康体の維持を考慮した体育プログラム「PE4Life(生活のための体育)」を実施しています。また体育の一環として、登山(毎年1泊の登山と4〜6年に1回富士山登山)やスキー合宿(毎年2月)を実施しています。