とらべ（第二校）

2025年4月、東京コミュニティスクールの第二校として、「とらすとベースフリースクール（とらべ）」が開校しました。

TCSが新たに提案する学びの選択肢として、教育理念に、”歩いてもいい、止まってもいい”という思いを込めた「歩止歩止（ほどほど）」を掲げ、中野区新井という場所で、一軒家というアットホームな雰囲気の中で、子ども一人一人に応じた学びの内容・学び方を実現する環境として生まれました。

とらすとベースは、未来の予測が難しい環境にあっても、自らの可能性を信じ、子どもたち一人ひとりが自分軸を更新しながら、自分自身という貴重な資源を最大限活かし、自らが成果を上げるための学びを大切にします。
この目的のために、とらすとベースは子どもたちの持っている可能性を信じて、子どもたち一人ひとりの違いに寄り添い、子どもたちと共に学び、子どもたちの成長を応援します。

教育理念「歩止歩止（ほどほど）」

学びの柱

- 信頼・自由・余白
  - 余白のある時間割
  - 「学ぶ内容」・「学び方」・「学びの環境」を選ぶ自由を実現
- 言語と原体験を重視
  - 学び続ける力の基盤として、日本語とアウトドアの学びを重視
  - 定期的な畑活動や、山・川・スキーなど様々なイベントを実施
- メニュー
  - メニューから選択（やってみたい・はなしたい・つくりたい・かんがえたい・しりたい・かんじたい）
  - 自ら学びを組み立てる
- 探究
  - ＴＣＳにおける実践を活かして、たっぷりの時間の中で個に応じた探究を実施
  - 学習者主体・構成的で、概念の獲得を目指す探究プログラム
  - マイプロジェクト
- コミュニティ
  - 家族参加「とらべtea（お茶会）」・「とらべdinner（夕食会）」
  - 達人など、コミュニティの繋がりから学ぶ機会
  - 「学びのための評価」を学期ごとに作成し保護者面談を実施（年３回）
- 少人数・異年齢
  - 子どもたちが持つ可能性を信じて、成長を応援
  - 全学年での移動などフットワークの軽さ
- テクノロジー
  - ITの時間を設けて、１年生からiPad/MacBook Airを使用
  - ホワイトボードの代わりにスマートボードを使用