熊が人里に出没!! イノシシが畑を荒らす!! 今年2006年は、動物と人間の間におこるトラブルが多くニュースなどで取り上げられました。最近話題となる動物に関するニュースを分析し、これらの事件から考えられることをまとめます。 熊が人間の出したゴミを漁って食べるとはよく聞きます。熊は川に入ってシャケを穫って食べているのだと信じ込んでいましたが、そういうことは普段やっていないのでしょうか。なぜ人間の出したゴミなんかを漁る必要があるのでしょう。 ←農業体験の記事「おいしかった熊肉」 人間も人間で動物を穫って食べています。牛、豚、鳥、魚・・そういえば農業体験で熊も食べましたっけ・・。 去年の >>テーマ「植物と生きる」(中学年)の復習をして、栄養分を作り出す植物の働きをふりかえってみました。植物を食べる動物(昆虫、草食動物)、動物を利用する植物(種子の運搬)、動物を食べる動物(昆虫、魚類、肉食動物)、枯れた植物、動物の死骸を分解する生物、そしてこれらの動物のつながりを考えていきます。 食べるものと食べられるものの連鎖のどこが崩れているのでしょうか?バランスが崩れている例を挙げて、それがこのまま続くとどうなるのか考えます。 たとえばマグロ。漁獲規制でマグロが食べられなくなる?!とメディアがいつもの恐怖キャンペーンをやっておりますが、よこづな(4年)クラスの子どもが思う問題はそこではありません。大型の網で一度に大量の魚を穫る漁獲方法では、目的のマグロの他にも、穫る必要のない魚(イルカや亀を含む)が網に引っかかり命が失われることもあるそうです。いわゆる「混獲」と呼ばれる問題です。マグロの幼魚が引っかかってしまうことも大きな問題です。なかなかいい着眼点だと思いませんか? >>マグロについて:混獲の問題 にぼしの解剖を行いました。心臓とか腸とかあって面白いです。よこづなバンザイ!! テーマ発表会へ向けた練習がはじまりました。調べていて思ったこと、普段から感じていたことなど「自分の考え」を「自分の言葉」で話すこと、それが最大のポイントです。どう言ったらいいのか分からなくて言葉が出てこない、正解を求めてプリントに書かれてある文字を漁る、大人が「もういい」と言うのを待つ、誰もが経験するその壁を乗り越えるために、練習し、時には涙を流し、落ち着いて頭の中を整理して、また練習する。これまた計り知れない程に重要な学びですね。 日本の未来の為に、ガンバレよこづなクラス!!