テーマ学習


たつッツ(低学年)2006年2月6日〜
【上にいくほど新しい記事です】
調べて分かったこと満載の「トマトのお話」です。イラストも掲載しています。

>>たつッツものがたり「トマトのお話」
唐津でトマトを育てた人から、JAの人へ、運送会社の人へ、市場の人へ、また別の運送会社の人へ、スーパーの人へ、買い物に来るお母さんへ、そして自分の口の中へとたどりつくというストーリーで、JA唐津市フルティカトマトのことを、その名もずばり「トマトのお話」というお話にまとめました。


「(段ボール)箱って意味あるの?」と質問をした子がいました。段ボールに入れておくと、野菜がつぶれるのを防げるということと、積んだり下ろしたりするときに便利だということです。また、軽くてつぶれやすい野菜を上の方に積むということで、絵に描いたような順で野菜の入った段ボールは積み重ねられていました。
見学したスーパーの保冷車からは、「かごテナー」と呼ばれる鉄カゴが運び出されていました。これを一回に最大12台積めるとのこと。みかん箱ならば250箱程度積んで運べるそうです。
保冷車と普通のトラックの見分け方を教えてもらいました。スーパーからスクールへ戻る途中で注意して道を走るトラックを見ていると、あることあること。信号待ちの間に、通りかかった車だけでも数台の保冷車を発見しました。
知りたかった「保冷車と普通のトラックの見分け方」や、「一度に何キロぐらい野菜が載るのか」などを聞く事ができました。「保冷車の中に閉じ込めれ欲し〜い!」とお願いしたところ、快く閉じ込めてくれました♪
事前にスーパーの人に野菜が到着する時間(朝6時と昼11時30分)を聞いて、野菜をスーパーに入れるところを見せてもらえることになりました。木曜日のプールの帰りにスーパーに寄って取材開始!ちなみに野菜はすべて大田市場から運んできているそうです。
インターネットで調べてみると、東京には築地市場や太田市場、杉並から比較的近い淀橋市場など、いくつかの市場があるようです。先日トマトを買ってきた東高円寺のスーパーは、どの市場から野菜を運んできているのでしょうか。
JA唐津市にメールで質問をしたところ、お電話で返答をいただきました。「唐津市の生産者が直接集荷場へ野菜を届けている」「運送会社が東京の市場まで10tトラックで野菜を運んでいる」少しずつ情報が集まってきました。でも・・「いちばってなに?」
トマトは唐津からどのようにして運ばれてきたのでしょうか。トラック、バイク、船、飛行機、貨物列車・・・どれも可能性ありそうです。「飛行機だと乾いちゃうんじゃない?」という疑問も。。陸・海・空で担当を決めて図書館で資料あつめをしました。
スーパーで買ってきた材料がどこから来ているのか、ヒントを探して商品のパッケージを見てみます。JA○○、○○産などがどうやらヒントになりそうです。トマトのパッケージには唐津産であることと、「私たちが作りました」とトマトを育てた人の写真と名前まで書いてありました。
パンをトースターで焼いただけの極めてシンプルな料理と思いきや、「材料を買ってくる」からはじまり、「野菜を切る」「マーガリンをぬる」「もりつける」「はこぶ」「お皿を洗う」と、片付けまでやってみると、以外にたくさんの作業があったようです。
たまの土日に自分で料理をすることもあるという子どもたちが材料を持ち寄り、お昼ごはんを作ることにしました。 パンにマーガリンをぬる役、野菜を切る役、盛りつける役、それぞれの得意分野で役割分担していました。
自分でつくった体験を整理。自分でつくったと言っても、収穫した野菜を料理して「食べ物」にしているのはお母さん。「ママばっかだな・・・。」と感想がこぼれます。


>>テーマ「水知らずではいられない」の発表を終えたたつッツクラス。次のテーマでは、食べ物が私たちの口に届くために、誰がどんなことをしているのか、「人の働き」を追っていきます。まずは食べ物が口に入るまでを予想してみました。
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