【せっけっきゅう】わごむ 

痕跡(こんせき)」をテーマに新しい表現へ挑戦です。痕跡というはじめて聞く難しい言葉を、まずは「足跡のようなもの」と理解した子どもたち。跡を残すことができそうなものを探してスクールの中をきょろきょろ。
ナビゲータが用意した麻紐なんぞには誰も触れず、子どもが見つけてきた素材は、バネ、発泡スチロール、梱包材、トイレクイックル・・・じつに挑戦的です。
使い終わったお茶パックでこすっていました。発表では「このクズはお茶っぱです」とストレートな説明で作品を紹介。手の動きの跡が見えるおもしろい作品です。



国立近代美術館「痕跡」展の見学へ行きました。自分たちと同じ「痕跡」をテーマに、世界から集められたアート作品を観ました。ガラスにひびを入れた作品を興味深そうに覗き込んだり、ポロックなど激しく筆をふるってつくられた作品をよく見ていました。枠に張られた紙を破って登場する村上三郎のインスタレーションアートのビデオ映像を見て大爆笑。「こういうのを痕跡っていうのか・・」とつぶやいていました。
痕跡作品にタイトルと、アピールポイントをつけました。偶然生まれた色や形。お互いにおもしろいところを見つけ合ってみました。いいところを言ってもらえるってうれしいですね。


【無題】梱包材



【炎】発砲スチロール



【無題】使い終わったお茶パック



【嵐のあと】梱包材・綿



【無題】アイス棒


【青と緑の輪】輪ゴムと紙コップ



【水をちらばしたあと】水



【?】ビー玉



【無題】紙
※カーソルを載せると、めくれます。


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